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J-GLOBAL ID:201602256613829674   整理番号:16A1038758

カドミウムイオンの選択的な蛍光ターンオンおよび比率的な検出のための“イオン-インプリンティング”二重発光量子ドットナノハイブリッドの作成

Fabrication of an “ion-imprinting” dual-emission quantum dot nanohybrid for selective fluorescence turn-on and ratiometric detection of cadmium ions
著者 (7件):
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巻: 141  号: 20  ページ: 5886-5892  発行年: 2016年10月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,水試料中のカドミウムイオン(Cd2+)を蛍光比率的に測定するための新規な二重発光量子ドット(QD)ナノハイブリッドを作成したが,ここでは,“ターンオン”モデルと“イオン-インプリンティング”技術を同時に導入した。このナノハイブリッドプローブは,緑色発光のCdSe QDsを,赤色発光のCdTe QDsを埋め込んだシリカのナノ粒子の表面に,共有結合により結合させたものから成る。表面をエチレンジアミン四酢酸(EDTA)によりウエットエッチングすることにより,特異的なCd2+認識部位を形成させ,外部のCdSe QDsの緑色蛍光を消光させた。様々な量のCd2+に暴露することにより,緑色蛍光は徐々に回復するが,一方,内部の赤色蛍光は一定に留まる。結果として,プローブ溶液の,明確に識別できる蛍光色の変化(赤から緑へ)が観測された。最適化した条件では,ここで開発した比率的なセンサは,Cd2+に対し,0.1~9μMの直線応答範囲,25nM(S/N=3)の検出限界を示した。これにより,重金属イオンの高感度で選択的な検出のための新たな方法がもたらされた。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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分析試薬  ,  水中の汚染物質の化学分析  ,  重金属調査測定 

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