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J-GLOBAL ID：201602271885041896   整理番号：16A1278822

伸縮性,接着性,超コンフォーマブルなエラストマー薄膜

Stretchable, adhesive and ultra-conformable elastomer thin films

著者 (4件)： Sato Nobutaka (Department of Life Science and Medical Bioscience, Graduate School of Advanced Science and Engineering, Waseda University, TWIns, 2-2 Wakamtsu-cho, Shinjuku-ku, Tokyo 162-8480, Japan. [e-mail]) ,  Murata Atsushi ,  Fujie Toshinori ,  Takeoka Shinji
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 12  号： 45  ページ： 9202-9209  発行年： 2016年12月07日 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱可塑性エラストマーは,そのガラス転移温度(T_g)の上下での物理的特性の劇的な変化のために魅力的な材料である。本研究では,ポリスチレン-ポリブタジエン-ポリスチレンのトリブロック共重合体(SBS,T_g:-70°C)の自立性ポリスチレン(PS,T_g:100°C)薄膜を,数百nmの厚さにグラビアコーティング法により調製した。バルジ試験と引張試験によって決定されたこれらの薄膜の機械的特性の中で,SBS薄膜は,PS薄膜(約1.19GPa,217nmの厚さ)と比較して,はるかに低い弾性率(約0.045GPa,212nmの厚さ)を示した。SBS薄膜の弾性率が低く,厚さが薄いほど,両者は表面エネルギーが類似しているにもかかわらず,粗さ(R_a=10.6μm)を有する人工皮膚モデルのような凹凸のある表面に対して適合性が高くなった。SBS薄膜の機械的特性を解析することにより,薄膜の弾性率と厚さは,粗い表面への適合性と強く相関し,高い接着性が得られることを示した。したがって,SBS薄膜は,様々な材料のコーティング層として有用である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： 粘着力 ,  トリブロック共重合体 ,  *熱可塑性ゴム ,  ガラス転移点 ,  被覆層 ,  *ポリブタジエン ,  *ポリスチレン ,  表面エネルギー ,  機械的性質 ,  生体モデル ,  人工皮膚 ,  引張試験 ,  転移温度 ,  *高分子薄膜
準シソーラス用語： 伸縮性 ,  *熱可塑性エラストマ ,  皮膚モデル

分類 (1件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 伸縮性 ,  接着性 ,  エラストマー ,  薄膜