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J-GLOBAL ID:201602277966253132   整理番号:16A0442502

終状態相互作用によって誘導されるY(4630)の稀な崩壊の研究

Study on the rare decays of Y(4630) induced by final state interactions
著者 (6件):
資料名:
巻: 93  号: 5,Pt.A  ページ: 054009.1-054009.6  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Belleコラボレーションは,e<sup>+</sup>e<sup>-</sup>→Λ<sub>c</sub><span style=text-decoration:overline>Λ</span><sub>c</sub>過程の不変質量分布にチャーモニウム的状態Y(4630)を報告した。このY(4630)共鳴の発見以来,多くの理論的説明がなされたが,その内部構造は未だ明かでない。この論文では,Y(4630)が,ダイクォークと反ダイクォークから構成されるテトラクォークであるという主張に基づいて,それが圧倒的にΛ<sub>c</sub><span style=text-decoration:overline>Λ</span><sub>c</sub>に崩壊すると提唱した。Λ<sub>c</sub><span style=text-decoration:overline>Λ</span><sub>c</sub>はエネルギーしきい値に近いため,ハドロン終状態相互作用が重要になるかもしれない。非弾性再散乱過程により,中間子またはバリオンの他の終状態粒子が生成され,それらは,将来の実験で測定されるほど大きくなり得る。このΛ<sub>c</sub><span style=text-decoration:overline>Λ</span><sub>c</sub>再散乱によって引き起こされる,p<span style=text-decoration:overline>p</span>,D<sup>(*)+</sup>D<sup>(*)-</sup>,π<sup>+</sup>π<sup>-</sup>,およびK<sup>+</sup>K<sup>-</sup>へのY(4630)崩壊の分岐比を計算した。これらの崩壊パターンは将来の実験で検証でき,データとの整合性の度合いはテトラクォーク仮説の価値あるプローブとなる。
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分類 (2件):
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中間子と中間子共鳴  ,  強い相互作用の模型 
タイトルに関連する用語 (4件):
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