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J-GLOBAL ID:201602292159432084   整理番号:16A1235721

キュウリのB型とQ型の摂食に対する異なる生理生化学的反応【JST・京大機械翻訳】

Differential Physiological and Biochemical Responses of Cucumber to the Feeding by Bemisia tabaci B and Q Biotypes
著者 (7件):
資料名:
巻: 49  号: 13  ページ: 2514-2523  発行年: 2016年 
JST資料番号: W1459A  ISSN: 0578-1752  CODEN: CKNYAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】タバココナジラミ(BEMISIA TABACI)B(型-小亜細亜1)とQバイオタイプ(地中海)は農業生産における重要な害虫であり,殺虫剤の乱用は害虫の耐性をもたらし,生態学的安全性と人間の健康を脅かす。安全かつ有効な予防措置を制定する必要がある。植物の抵抗性を利用することは害虫の総合的な管理の重要な方面であり、本論文では、キュウリ植物がB型、Q型の摂食後の栄養と防御酵素に関する反応の差異を検討し、キュウリ植物がタバココナジラミの防御防御反応に対する生理生化学的メカニズムを解明することを目的とした。これらの結果は,タバココナジラミの生物学的防除のための基礎を提供した。[方法]実験室で長期培養したB型、Q型とキュウリの博杰1号を供試材料とし、キュウリの4つの葉にそれぞれB型、Q型の成虫の200頭を接種し、同時に、それぞれ非寄生のキュウリ植物を対照とした。1,3,5,7,9日後に,タバコ葉における栄養物質(可溶性糖と可溶性蛋白質)の含有量,ポリフェノール含有量,防御物質合成酵素活性,および防御酵素活性を測定した。【結果】すべての実験期間において,3日間の摂食後に,キュウリ葉の可溶性糖と蛋白質含有量は対照より有意に高く,一方,1日後のキュウリ葉の可溶性糖と蛋白質含有量は対照より有意に低かった。キュウリ葉中のポリフェノール含有量とその合成鍵となるフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)活性は2種類のバイオタイプの摂食後に上昇したが、Q型の摂食に対してより感受性が高く、すなわち活性が高かった。葉のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)とカタラーゼ(CAT)の活性は増加し,ペルオキシダーゼ(POD)の活性は減少した。しかし,SOD活性は増加し,PODとCAT活性は減少した。[結論]タバココナジラミのBタイプとQタイプの摂食はキュウリの栄養物質含有量、防御酵素あるいは保護酵素活性に異なる変化が生じた。B型とQ型の摂食はいずれもキュウリ植物の防御物質のポリフェノールの合成を誘導でき、葉内のポリフェノール含有量の上昇を招く。しかし、両者はキュウリの栄養物質及び防御酵素に対する活性誘導に差異があり、B型はキュウリの栄養物質の増加を誘導し、Q型の摂食は栄養物質の低下を招くが、キュウリの防御物質はQ型の摂食後の活性がもっと強い。2種類のコナジラミの生物型は宿主の適応性に差異があり、予防と治療の策略を制定する上で、異なるコナジラミの生物型あるいは異なる宿主植物によって異なるべきである。Data from the ScienceChina, LCAS.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  害虫に対する農薬 
タイトルに関連する用語 (4件):
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