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J-GLOBAL ID:201602295455375716   整理番号:16A0874303

電界紡糸Ce0.96Fe0.04O2ナノファイバーの製造,構造,および磁気特性

Fabrication, structure, and magnetic properties of electrospun Ce0.96Fe0.04O2 nanofibers
著者 (6件):
資料名:
巻: 380  ページ: 16-22  発行年: 2016年09月01日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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500,600,700及び,800°Cで焼成された,約30-60nmのCe0.96Fe0.04O2ナノファイバーの室温強磁性を報告する。紡糸したままのナノファイバーは,エレクトロスピニング法で作製した。スパンしたまま,及び焼成した試料のナノファイバーを,X線回折(XRD),透過型電子顕微鏡(TEM),フーリエ変換赤外分光法(FT-IR),X線光電子分光法(XPS),X線吸収分光法(XAS),および振動試料型磁力計(VSM)によって評価した。XRD,TEM,及び選択された電子線回折(SEAD)の解析結果は,Ce0.96Fe0.04O2ナノファイバーは二次相の無い,立方晶ペロブスカイト構造を有することを示した。紡糸されただけのサンプルは反磁性挙動を示し,一方,焼成されたCe0.96Fe0.04O2サンプルは10kOeで0.002-0.923emu/gの比磁化を有する強磁性であった。XASスペクトルの結果は,Ce0.96Fe0.04O2サンプル中に混合されたFe3+とFe2+の原子価状態を示し,ナノファイバー中の酸素空孔を示唆した。同様に,XPSスペクトルは,表面上のCe3+の結果として,ナノファイバー中に酸素空孔が存在することを示している。これらの酸素空孔は,焼成したCe0.96Fe0.04O2ナノファイバーの室温強磁性(RT-FM)を誘導する重要な役割を果たしている。本調査結果は,Ce0.96Fe0.04O2システムの強磁性特性が固有なものであり,二次磁気相またはクラスター形成の結果ではないことを示している。電界紡糸Ce0.96Fe0.04O2ナノファイバーを,さらに磁性流体,磁気記録,生物医学,およびスピントロニクスを含む多くの用途のために開発できることを示唆している。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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酸化物結晶の磁性  ,  その他の無機化合物の格子欠陥  ,  特殊成形 
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