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J-GLOBAL ID:201702214351553939   整理番号:17A0748204

射出成形β-核形成イソタクチックポリプロピレンの結晶化に及ぼす射出速度の影響【Powered by NICT】

Influence of injection rate on crystallization of injection-molded β-nucleated isotactic polypropylene
著者 (5件):
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巻: 57  号:ページ: 172-182  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0640A  ISSN: 0032-3888  CODEN: PYESA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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β-核形成剤であるイソタクチックポリプロピレン(iPP)の強靱化効果的に有益であることが広く信じられている。しかし,射出成形プロセスのための,せん断および熱機械的条件は核形成と結晶化過程を複雑にする。本論文では,β-核形成iPPの結晶化に及ぼす注入速度の影響を走査電子顕微鏡(SEM),二次元広角X線回折および示差走査熱量測定(DSC)により研究した。注入速度の増加と共に,β結晶の含有量は,皮膚,中間層,コアゾーンにおける異なる傾向を示すことが観察された。特に,中間層,β-結晶含有量は最初の注入速度増加とともに増加し,85cm・s 1~ 1,その後減少し始める。注入プロセスをシミュレートすることによって,β-結晶変化の最もありそうな説明は融液を経験した比較的高いせん断速度と低せん断である。β型含有量の変化は,β-核形成iPPの機械的性質の主な原因である。本研究の結果は,射出成形プロセスにおけるiPP靭性を制御するための貴重な方法を提供する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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高分子固体の構造と形態学  ,  ポリオレフィン 
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