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J-GLOBAL ID:201702214723130888   整理番号:17A0402886

CeO_2ナノ結晶とその役割F中心の形成における酸素空格子点の同定と定量【Powered by NICT】

Identification and quantification of oxygen vacancies in CeO2 nanocrystals and their role in formation of F-centers
著者 (8件):
資料名:
巻: 396  ページ: 547-553  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,酸化セリウム(CeO_2)ナノ結晶の合成と広範な特性化を提示した。作製したまま及び空気アニールしたナノ粒子の特性の比較を行い,結晶構造,電子構造とバンド構造に及ぼす酸素空格子点の効果を明らかにする目的であった。詳細な結晶および電子構造解析は,酸素空格子点を定量化した。構造分析では,調製時サンプルとアニーリングサンプル両方の単相立方晶蛍石構造の形成を確認した。結晶および電子構造研究は,Ceイオンは二つの酸化状態,Ce~とCe~で存在することを確認した。酸素空格子点の濃度は合成したままナノ結晶の方が大きかった。酸素空格子点濃度の急激な減少を空気中で550°Cでアニールした試料に対して観察された。調製されたままの試料では,Ramanは低波数にシフトF_2gモードを可能にし,広く,非対称ピークモード軟化を示した。吸収端の観察は,バンドギャップ内の4fバンドの存在を明らかにした。異なるバンド端を持つ吸収,は酸素空孔を有する試料のための4f準位の異なるエネルギー位置を確認した。調製したままの試料のバンド端の青方偏移は,格子パラメータの増加,Ce~イオンの形成,量子閉じ込め効果などの観点から考察した。光ルミネセンス発光研究は,酸素空格子点の結果として4fバンドの下に位置する対応するエネルギー準位を持つF中心の存在を明らかにした。測定された実験的エネルギー窓内で,F中心に伴う遷移は主に4F~0と4F~1F~++4f~1と4F~0F~+に関連していることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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酸化物薄膜 

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