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J-GLOBAL ID:201702219323539646   整理番号:17A0750779

クロアチアのクリ胴枯病の生物的防除:宿主ヨーロッパグリ,その病原菌Cryphonectria parasiticaおよび生物的防除剤Cryphonectriaハイポウイルス1の間の相互作用【Powered by NICT】

Biological control of chestnut blight in Croatia: an interaction between host sweet chestnut, its pathogen Cryphonectria parasitica and the biocontrol agent Cryphonectria hypovirus 1
著者 (8件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 582-589  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:真菌Cryphonectria parasiticaによるクリ胴枯れ病はヨーロッパの多くの地域における自然発生ハイポウイルスで制御できることが重篤なクリ疾患である。本研究の目的は,真菌宿主の成長に及ぼす異なるCryphonectriaハイポウイルス1(CHV1)株の影響を測定し,森林と果樹園におけるヒト生物的防除に使用される可能性のある株を選択し,クリ真菌ウイルス相互作用を切断茎から関心領域の発達と成長にどのように影響するか調べることであった。【結果】二クロアチアCHV1株(CR23とM56/1)は潜在的な生物的防除剤として選択した。CHV1/ORF Aの配列決定は,これらのウイルス株の両方がCHV1のイタリアサブタイプに属することを示した。in vitro遺伝的に多様なウイルスフリー真菌分離株に対する弱毒性と遺伝的に多様なスイートクリ樹の茎上のすべてのウイルス/菌類組合せのその後の接種から選択されたウイルス株のトランスフェクションはクロアチアウイルス株CR23は強いフランス歪CHV1-EP713ホストに等しく低毒性効果を有することを明らかにしたが,M56/1は弱い効果を示した。さらに,幾つかのケースで同じハイポウイルス/真菌の組合せは異なるクリ遺伝子型に種々の程度の潰瘍病の発達を誘導することを示した。イタリアサブタイプに属する【結論】いくつかのCHV1株はフランスのサブタイプに属するものとC.parasiticaに類似した低毒性効果を持っている。さらに,クリ感受性と回収率は特に低病原性C.parasitica分離株に対するクリ樹の応答により影響されると,ウイルス菌クリ相互作用はクリ胴枯病の生物的防除の成功のための重要な意味を持つ可能性がある。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生物的防除  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
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