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J-GLOBAL ID:201702221029512361   整理番号:17A0364116

焼成関連ストレスへの耐性増強を示したプロリン蓄積とパン酵母変異株の単離【Powered by NICT】

Isolation of baker’s yeast mutants with proline accumulation that showed enhanced tolerance to baking-associated stresses
著者 (6件):
資料名:
巻: 238  ページ: 233-240  発行年: 2016年 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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製パン工程中に,酵母細胞は凍結融解,空気乾燥および高スクロース濃度のようなパン焼き関連ストレスに曝露されている。以前に著者らは,プロリンを蓄積する自己クローニング二倍体パン酵母株は野生型株よりも凍結及び甘味生地で高い発酵能を保持していることを報告した。自己クローニング酵母は遺伝子組換え酵母として扱わなければならないわけではないが,育種パン酵母のための従来の方法は自己クローニング酵母の使用よりも消費者に受け入れられた。本研究では,Saccharomyces cerevisiaeの二倍体パン酵母由来プロリン類似体アゼチジン 2 カルボキシラート(AZC)耐性変異体を単離した。変異体のいくつかは,多量の細胞内プロリンを蓄積し,それらの中で,5変異体は凍結または高スクロースストレス条件下で親野生型株で観察されたものより高い細胞生存率を示した。それらの中の二つはγ-グルタミルキナーゼ(GK)のPro247SerまたはGlu415Lys変異体をコードするPRO1遺伝子,S.cerevisiaeにおけるプロリン生合成の鍵酵素であるにおける新規突然変異を持っていた。興味あることに,これらの突然変異は酵母細胞のAZC抵抗とGKのプロリンフィードバック阻害に対する脱感作をもたらし,細胞内プロリン蓄積をもたらすことを見出した。PRO1~P247SとPRO1~E415K遺伝子を発現しているパン酵母細胞は,野生型PRO1遺伝子を発現する細胞よりも凍結ストレスに耐性であった。ここで記したアプローチは製パン関連ストレスに高い耐性を持つパン酵母をプロリン蓄積の育種のための実用的な方法である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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粉製品  ,  代謝と栄養 
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