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J-GLOBAL ID:201702222165538077   整理番号:17A0880660

潜在的りん富栄養化緩和戦略:バイオチャー炭素組成,熱安定性およびpHの影響りん収着【Powered by NICT】

Potential phosphorus eutrophication mitigation strategy: Biochar carbon composition, thermal stability and pH influence phosphorus sorption
著者 (5件):
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巻: 180  ページ: 201-211  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リン(P)富栄養化は世界的に主要な汚染問題であり,農業源から放射されるPの前例のない量であった。しかしバイオチャーP収着能力の最適化についてはほとんど知られていない。本研究の目的は,バイオ炭原料と熱分解条件は炭素(C)熱安定性,C組成とpHに影響を及ぼし,順番にりん収着最適化にどのように影響するか決定することであった。バイオチャーは200年,300年,400年,500年,550年,650,750°Cでスイッチグラス,クズとナンキンハゼから生成した。炭素熱安定性を多元素走査型熱分析(MESTA)により決定し,C組成を固相~13C NMRを用いて決定した。りん収着は培養後10%バイオチャーと90%砂質土の混合物を用いて測定した。バイオチャーの熱分解温度の増加と共に増加したP収着(P<0.0001)と減少したPアベイラビリティ(P<0.0001)を示した。しかし,最適P収着したスイッチグラス200と550°Cの間のP脱着を示す原料特異的であるりん収着はクズ>スイッチグラス>ナンキンハゼの順であった。全C,C熱安定性,芳香族Cとアルカリ度は,熱分解温度とともに増加した。バイオチャーアルカリ度はP収着に有利であった。クズ(r=0.62; P=0.0346)とナンキンハゼ(r=0.73; P=0.0138)のための高い熱安定CおよびP収着の間に正の関係があった。結論として,バイオチャーはP富栄養化低減の可能性を持つが,P収着のための最適なバイオチャーの熱分解温度は原料特異的であり,いくつかの場合の農業応用に一般的に使用される300 500°Cの温度範囲のものである。芳香族Cとアルカリ性pHにより支配される高い熱安定CはP収着に有利と考えられる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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重金属とその化合物一般  ,  吸着剤 

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