文献
J-GLOBAL ID:201702230711347373   整理番号:17A0503188

湿度制御した温風処理による漆仕上げ材の表面ひずみの測定(第2報)-木地を除去した漆膜の熱的性質-

著者 (7件):
資料名:
巻: 67th  ページ: ROMBUNNO.C18-P1-03  発行年: 2017年02月27日 
JST資料番号: L1221B  ISSN: 1349-0532  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
湿度制御した温風処理は,水分平衡状態をできる限り保ちながら材温を約55°Cまで上昇させ数時間保持することで,昆虫の体を構成するたんぱく質を変性させ,すべての齢を駆除する方法である。この環境下に一部木地面が露出したケヤキ漆仕上げ材を置くと,漆仕上げ面のひずみは木地面と同様の挙動を示し,木地の動きに追随していると推測された。これを確認するため,同様の材から木地を可能な限り除いた漆膜を作成し,前回と同じ温湿度変化環境下で漆膜のみのひずみを測定した。もとの木地の繊維方向および繊維直交方向に沿って測定した漆膜のひずみは,温湿度上昇とともに引張側に1000から1500μεのひずみを示し,漆膜自体はすべての方向に伸びていると考えられた。漆仕上げ面のひずみはこの値より小さいことから,漆膜の伸縮は木地によって拘束されているため木地の動きに追随することが示唆された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
木質材料の製造・加工一般  ,  高分子固体の物理的性質  ,  木材の性質・構造 

前のページに戻る