文献
J-GLOBAL ID:201702238344793427   整理番号:17A0398619

水中の微量フルオロキノロンとマクロライド系抗生物質の定量のための表面コーティング木製チップエレクトロスプレイイオン化質量分析【Powered by NICT】

Surface-coated wooden-tip electrospray ionization mass spectrometry for determination of trace fluoroquinolone and macrolide antibiotics in water
著者 (9件):
資料名:
巻: 954  ページ: 52-59  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,水中の微量フルオロキノロンとマクロライド系抗生物質の迅速かつ高感度分析のために開発した表面被覆木製チップエレクトロスプレイイオン化質量分析(SCWT ESI MS)法。SCWT固相ミクロ抽出(SPME)プローブを調製し,木材チップの表面に及ぼすC_8鎖とスルホ基の両方を含む吸着剤の層の改質のためのシラン化とスルホン化によるものであった。SCWT SPMEプローブは水中の微量フルオロキノロンとマクロライド系抗生物質の抽出に適用した。特別に設計された吸着剤は,フルオロキノロンとマクロライド系抗生物質に対するプローブ望ましい濃縮容量を与え,六ターゲット被検体の約100 500倍の濃縮係数であった。抽出後,負荷SCWT SPMEプローブは周囲のMS分析に適用した。高電圧とSCWT SPMEプローブに関するいくつかのスプレイ溶媒の適用により,プローブ上に濃縮された検体は,大気と野外条件下での質量分析のための脱着とイオン化された。本法は高感度で,検出限界と定量限界1.8 4.5ng/Lと5.9 15.1ng/Lであった。開発法は良好な直線性を示し,六ターゲット被検体の0.9940以下の相関係数値(r ~2)しなかった。開発された方法は水道水及び河川水試料中の六種のフルオロキノロンとマクロライド系抗生物質の分析に成功裏に適用され,抗生物質は水道水では見られなかったが,いくつかの抗生物質は数十から百ナノグラム/リットルレベルでの濃度と河川水で検出された。標準添加実験も行い,得られた回収率は,河川水の水道水の89 102%と82 92%であった。全ての実験結果は,提案したSCWT ESI MS法が迅速,高感度,及び水中の微量抗生物質を分析するための信頼できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抽出  ,  水中の汚染物質の各種分析 

前のページに戻る