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J-GLOBAL ID:201702240635321480   整理番号:17A0051653

中国における葉酸補足,食事葉酸摂取量,早産リスク

Folic acid supplementation, dietary folate intake and risk of preterm birth in China
著者 (32件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1411-1422  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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葉酸補足は早産リスクを低下させることが示されている。本研究では受胎前後の葉酸補足と食事の葉酸摂取量が早産リスクを低下させるかを検討した。2010~2012年に中国蘭州で行われた出生コホート(妊婦10179人,一子出産)のデータを分析した。葉酸サプリメントを12週間より長く利用している妊婦は非利用者と比べて早産リスクが低下し(OR 0.67,95% CI0.55~0.83),有意な用量作用相関が見られた(P傾向=0.01)。同様の傾向が自然早産でも見られた。葉酸サプリメント利用経験と超早産(OR 0.50,95% CI 0.36~0.69)と自然超早産(OR 0.42,95 %CI 0.29~0.63)との間には強い相関が見られた。受胎前と妊娠期の食事葉酸摂取量も早産リスク低下と相関し(四分位数最大群でそれぞれOR 0.68,95% CI 0.56~0.83,OR 0.57,95% CI 0.47~0.70),特に自然超早産リスクが低下した(四分位数最大群でそれぞれOR 0.41,95% CI 0.24~0.72,OR 0.26,95% CI 0.15~0.47)。また食事葉酸摂取量が10μg増加するごとに早産リスクが低下し,葉酸補足状態による階層化後に同様の相関が見られた。これらの結果から,受胎前と妊娠期の葉酸補足と高葉酸摂取量は早産リスクを低下させ,保護作用は早産のサブタイプにより変化することが示唆された。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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ビタミンB群  ,  婦人科疾患,妊産婦の疾患 
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