文献

J-GLOBAL ID：201702243385002706   整理番号：17A0165960

間葉系幹細胞由来のエキソソームの調製法と応用【JST・京大機械翻訳】

Preparation and application of exosomes derived from mesenchymal stem cells

著者 (5件)： Yan Binghao (Translational Medicine Institute, Second Military Medical University) ,  Zhang Yan (Translational Medicine Institute, Second Military Medical University) ,  Fang Shuo (Department of Plastic Surgery,Changhai Hospital, Second Military Medical University) ,  Wang Yue (Department of Histology and Embryology, Second Military Medical University) ,  Liu Houqi (Translational Medicine Institute, Second Military Medical University)
資料名： Jiepouxue Zazhi  (Jiepouxue Zazhi)
巻： 39  号： 5  ページ： 622-626  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2024A  ISSN： 1001-1633  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 間葉系幹細胞は一種の多能性幹細胞であり、発育早期の中胚葉と外胚葉から由来し、骨髄、脂肪、滑膜、骨格、筋肉と臍帯などの多種の組織から分離することができる。誘導後、脂肪、骨、軟骨、筋肉、腱、靭帯、神経、肝臓、心筋と内皮などの多種の組織細胞に分化できる。過去に、間葉系幹細胞は損傷部位に直接分化し、直接標的細胞に分化し、作用を発揮すると考えられている。しかし、研究により、間葉系幹細胞の損傷部位への比率と分化は標的細胞の数が非常に限られており、しかも標的細胞に分化するという過程は非常に短く、観察された治療効果と時間的に矛盾することが明らかになっている。現在、多くの研究により、間葉系幹細胞は主に傍分泌機序を通じて多種のサイトカインを分泌し、その他の細胞に作用する作用があると考えられている。エキソソームは直径40~100NMの脂質二分子層の小胞であり、最初に1983年に年研究羊の網赤血球の成熟過程に分泌された小胞により、細胞特異的に発現するタンパク質、脂質と核酸などの物質を運ぶことができる。そして,細胞との接触により,運搬された物質を近接または遠距離の細胞に直接伝達する。現在の大量の研究により、間葉系幹細胞由来のエキソソームはその内容のタンパク質、RNA成分の細胞間転移により、間葉系幹細胞と類似した組織修復、免疫抑制、免疫機能の調節などの作用を発揮することが明らかになっている。また,細胞治療と比較して,エキソソームの性質はより安定しており,輸送は便利で,移植細胞による免疫拒絶反応や腫瘍形成リスクはないため,新たな治療戦略となる可能性がある。ここでは、間葉系幹細胞由来のエキソソームの基本的特徴、調製法及び疾患への応用について総説する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 軟骨 ,  内皮 ,  骨髄 ,  治療計画 ,  パラクリン ,  多能性幹細胞 ,  細胞移植 ,  分化 ,  中胚葉 ,  *間葉系幹細胞 ,  心筋 ,  外胚葉 ,  拒絶反応
準シソーラス用語： 組織修復 ,  *エキソソーム , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 発生と分化  (EJ16020W) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  基礎治療学  (GC03012A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 間葉系幹細胞 ,  エキソソーム ,  調製法 ,  応用