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J-GLOBAL ID:201702245448615665   整理番号:17A0315397

√(s)=1.96TeVでのp<span style=text-decoration:overline>p</span>衝突におけるインクルーシブt<span style=text-decoration:overline>t</span>生成断面積の測定とトップクォークポール質量の決定

Measurement of the inclusive t<span style=text-decoration:overline>t</span> production cross section in p<span style=text-decoration:overline>p</span> collisions at √<span style=text-decoration:overline>s</span>=1.96TeV and determination of the top quark pole mass
著者 (120件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 092004.1-092004.21  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: D0748A  ISSN: 2470-0010  CODEN: PRVDAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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√(s)=1.96TeVでのp<span style=text-decoration:overline>p</span>衝突で生成されたトップクォーク-反クォーク対のインクルーシブ断面積を測定した。測定事象は,レプトン+ジェット(l+ジェット),およびダイレプトン(ll)トップクォーク崩壊チャンネルを用いた。ここで,これらレプトンは電子あるいはミューオンを示している。l+ジェットチャンネルは,2つのWボソンの1つがレプトン的に崩壊し(W→lν),他方のWボソンがハドロン的に崩壊する(W→q<span style=text-decoration:overline>q</span>)事象から生じる。ダイレプトンチャンネルは,両方のWボソンがレプトン的に崩壊する事象から生じる。両方の崩壊チャンネルには,τレプトンの崩壊から生じる電子およびミューオンが含まれる。データサンプルは,Fermilab Tevatron ColliderのランII中にD0検出器に記録された積分ルミノシティー9.7fb<sup>-1</sup>に対応する。多変数解析処方を用い,l+ジェットおよびダイレプトンの2つの崩壊チャンネルで断面積を測定し,断面積の複合測定を行った。172.5GeVのトップクォーク質量に対して,2つのチャンネルを併せたトップクォーク-反クォーク対のインクルーシブ断面積σを,σ=7.26±0.13(stat)<sup>+0.57</sup><sub>-0.50</sub>(syst)pbと測定した。この結果は,標準的トップクォーク予言と無矛盾であった。また,トップクォーク質量の測定された値および予言された値のインクルーシブ断面積への依存性に対する尤度フィットを行い,トップクォークのポール質量の測定を行った。抽出した値は,m<sub>t</sub>=172.8±1.1(theo)<sup>+3.3</sup><sub>-3.1</sub>(exp)GeVとなった。
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分類 (2件):
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ハドロンによって引き起されるその他の反応  ,  強い相互作用の模型 
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