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J-GLOBAL ID:201702247728395326   整理番号:17A0191729

過酢酸ベースの殺菌剤で処理した生の食品中の1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸の分析のためのICM/MS法

An IC-MS/MS Method for the Determination of 1-Hydroxyethylidene-1,1-diphosphonic Acid on Uncooked Foods Treated with Peracetic Acid-Based Sanitizers
著者 (9件):
資料名:
巻: 64  号: 12  ページ: 1713-1719(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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過酢酸ベースの殺菌剤(PAS)処理後の生の食品中の1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸(HEDP)分析の迅速で,感度の良い,特異的な分析法を開発した。この方法は,単純なサンプル調製段階およびタンデムマススペクトロメトリー(MS/MS)と組み合わせたイオンクロマトグラフィー(IC)を用いた分析を含む。生の食品中のHEDPの定量限界は,野菜および果物に対しては0.007mg/kg,肉に対しては0.2mg/kgである。生の食品中のHEDP分析の回収および相対標準偏差(RSD)は,それぞれ,73.9~103.8%および1.9~12.6%の範囲だった。この方法の正確さと精度を日間回収試験によって評価した。すべてのサンプルの回収は93.6から101.2%にわたった,そして,研究室内の反復率および再現性はRSD値に基づいて評価したところそれぞれ6.9および11.5%未満だった。開発した方法を用いてPAS処理した果実および野菜の分析は0.008から0.351mg/kgにわたるHEDP量を示した。これによって,提案した方法がPAS処理した生の食品について残留HEDP量を測定する正確で,精度の高い,信頼できる方法であることを,本研究の結果は示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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食品の汚染  ,  有機りん化合物 
物質索引 (1件):
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引用文献 (20件):
  • 1) Oakes T. R., Stanley P. M., Keller J. D., U. S. Patent 5200189A (1993).
  • 2) Broda D. M., Lett. Appl. Microbiol., 45, 336-341 (2007).
  • 3) JECFA, WHO Food Addit. Ser., 54, 103-107 (2006).
  • 4) FSANZ, “Application A513 Octanoic Acid as a Processing Aid.”: ‹http://www.foodstandards.gov.au/code/applications/pages/applicationa513octan2312.aspx›, cited 2016.
  • 5) EFSA, Eur. Food Saf. Auth. J., 306, 1-10 (2005).
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