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J-GLOBAL ID：201702248299313691   整理番号：17A0546057

金属-有機フレームワークにおける熱不規則化を定量化する:ハイブリッドギ酸塩ペロブスカイトの格子動力学と分子動力学シミュレーション

Quantifying Thermal Disorder in Metal-Organic Frameworks: Lattice Dynamics and Molecular Dynamics Simulations of Hybrid Formate Perovskites

著者 (3件)： SVANE Katrine L. (Univ. Bath, Bath, GBR) ,  WALSH Aron (Univ. Bath, Bath, GBR) ,  WALSH Aron (Imperial Coll. London, London, GBR)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 1  ページ： 421-429  発行年： 2017年01月12日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒドラジニウムとグアニジニウムのギ酸亜鉛ペロブスカイトについて,格子動力学と分子動力学を組み合わせて,それらの温度挙動が評価された。フォノンと分子動力学の軌跡から求められる,熱変位と熱振動楕円体は,良い一致を示した。ヒドラジニウム化合物は,低温で自発分極して強誘電性を示し,カチオンの熱運動によって,自発分極が消滅すること,一方,グアニジニウム化合物は,カチオンが温度変化しても静置していることが明らかにされた。それらカチオンの温度挙動と,電子構造,および,バンドギャップの温度変化の関係について議論され,定量的なモデリングには温度の考慮が必須であると結論される。

シソーラス用語： *配位高分子 ,  *不規則形態 ,  *カルボン酸エステル ,  *カルボン酸塩 ,  *脂肪族カルボン酸 ,  *ペロブスカイト型結晶 ,  *格子力学 ,  *計算機シミュレーション ,  ヒドラジニウム ,  温度依存性 ,  変位 ,  振動 ,  自発分極 ,  強誘電性 ,  電子構造 ,  バンドギャップ ,  結晶構造 ,  *分子動力学シミュレーション ,  熱変位 ,  熱振動 ,  *MOF【配位高分子】 ,  *ホルマート類 ,  *計算機利用 ,  *利用
準シソーラス用語： *金属-有機フレームワーク ,  *ギ酸塩

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  分子化合物の結晶構造  (BK09050T) ,  半導体結晶の電子構造  (BM02060N)

物質索引 (2件)： グアニジニウム ,  二ぎ酸亜鉛

タイトルに関連する用語 (6件)： 金属-有機フレームワーク ,  定量化 ,  ギ酸塩 ,  ペロブスカイト ,  格子動力学 ,  分子動力学シミュレーション