抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:持続性陽圧換気(CPAP)が難治性高血圧合併閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)患者の血漿アルドステロン(PAC)レベルに与える影響を検討する。【方法】2012年7月から2013年10月までの間に,著者らの病院に入院した,高血圧症を合併した難治性高血圧患者合計513例を対象とした。17人の患者は,24時間の動的血圧モニタリング(24時間)を受けず,16人の患者は,無呼吸低呼吸指数(AHI)<15回/Hを受けた。残りの480人の患者をランダムに3つの群に分割した:CPAP群(N=240)と対照群(N=240)。CPAP群と対照群患者はそれぞれCPAPと薬物治療と単独薬物治療3ケ月を受けた。患者の一般的データ,治療前後の24時間のABPM指数(日内収縮期血圧(SBP),日内拡張期血圧(DBP),夜間SBP,夜間DBP,24H SBP,24H DBP),EPWORTH眠気スコア,PACレベル,レニンレベルを記録した。結果:最終的に468例の患者は治療を完成し、その中にCPAP群は232例、対照群は236例であった。治療前24H ABPMの結果によると、血圧<125/80 MM HG(1 MM HG=0.133 KPA)は仮性頑固性高血圧であり、≧125 MM HGは真性頑固性高血圧である。CPAP群において,偽性高血圧患者113例,真性難治性高血圧患者119例であった。対照群において,偽性高血圧患者133例,真性難治性高血圧患者103例であった。真性難治性高血圧患者のCPAP時間と仮性頑固性高血圧患者の間には有意差がなかった(P>0.05)。CPAP群の治療率は対照群より低かった(P<0.05)。仮性難治性高血圧患者において、単独薬物治療とCPAPと薬物治療患者は治療前後のDBP、夜間SBP、夜間DBP、24H SBPを治療し、治療後のDBP、AHI、EPWORTH眠気、PACレベルを比較した。有意差が認められた(P<0.05)。治療後のDBP,AHI,および治療前の患者の間には,統計的有意差があった(P<0.05)。CPAPと薬物治療患者の治療後の夜間DBP、AHI、EPWORTHの採点、PACレベルは治療前と比較し、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。真性難治性高血圧患者において、単独薬物治療とCPAPと薬物治療患者は治療前の夜間SBP、24H SBP、AHI、治療後の日内SBP、日間DBP、夜間SBP、夜間DBP、24H DBP、AHI、PACレベルを比較した。統計的有意差が認められた(P<0.05)。治療後のAHIと治療前の間に有意差があった(P<0.05)。CPAPと薬物治療患者の治療後の日内SBP、日間DBP、夜間SBP、夜間DBP、24H DBP、AHI、EPWORTHの採点とPACレベルは治療前と比較し、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。治療前PACを従属変数とし、年齢、BMI、酸素飽和度<90%時間は総睡眠時間のパーセンテージ(CT90%)、治療前24H SBP、治療前24H DBP、治療前AHIは独立変数とし、多変量線形回帰分析を行った。回帰式はY=0.198×CT+90%+0.058(P=0.023,R2=0.026)であった。治療後PACを従属変数とし、年齢、BMI、CT90%、治療前24H SBP、治療前24H DBP、治療前AHIを独立変数とし、多変量線形回帰分析を行った。回帰式はY=0.168×24H DBP+0.113(P=0.015,R2=0.094)であった。結論:PACはOSASと難治性高血圧の発生過程に参与する可能性があり、CPAPは難治性高血圧合併OSAS患者のPACレベルを有効に改善することができる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】