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J-GLOBAL ID：201702263642498217   整理番号：17A0389158

廃水処理中の銅イオン除去のための大豆蛋白質に基づくポリエチレンイミンヒドロゲルとその高選択性【Powered by NICT】

Soy protein-based polyethylenimine hydrogel and its high selectivity for copper ion removal in wastewater treatment

著者 (6件)： Liu Jie (State Key Laboratory of Molecular Engineering of Polymers, Collaborative Innovation Centre of Polymers and Polymer Composite Materials, Department of Macromolecular Science, Laboratory of Advanced Materials, Fudan University, Shanghai, 200433, P. R. China. [e-mail]) ,  Su Dihan ,  Yao Jinrong ,  Huang Yufang ,  Shao Zhengzhong ,  Chen Xin
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 8  ページ： 4163-4171  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水資源の汚染は,重金属イオンの無差別処分と過去数十年中の有毒有機物のために世界的な関心になってきた。本研究では,持続可能な,低コスト,容易な化学的架橋法によりSPI/PEI複合材料ヒドロゲルを調製するための機能性成分として豊富な植物蛋白質,マトリックスとして大豆蛋白質分離物(SPI),ポリエチレンイミン(PEI)を用いた。結果はSPI/PEI複合材料ヒドロゲルを,水溶液からのCu(2)イオンを吸着できることを示した。特に,特にCu(ii)/Zn(ii)の選択性係数,共存する競争的重金属イオン,Zn(II),Cd(II),およびPb(ii)を含むは約250に達したときに50%PEI含量のSPI/PEI複合材料ヒドロゲルはCu(ii)イオンの除去のための優れた選択性を示した。さらに,複合材料ヒドロゲルに吸着したCu(ii)イオンはNaBH_4によりin situで均一に分散した銅ナノ粒子(Cu NPs),Cu NP負荷SPI/PEI複合材料ヒドロゲルを形成するために容易に減少させることができる。このような材料をモデル反応,すなわち,高効率で4 ニトロフェノールの還元を触媒する触媒として作用することができることが分かった。これらの結果は,SPIベースヒドロゲルは廃棄物処理業のための銅元素を吸着し,選択的にリサイクルする良好な候補であることを示唆した。さらに,天然資源は,持続可能な,すなわち,環境(廃水処理)を保護するために自然及び持続可能な材料(SPI)を選択し,金属(銅,その他)をリサイクルするために戦略を提供した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 複合材料 ,  *大豆タンパク質 ,  *銅 ,  *ヒドロゲル ,  水資源 ,  水溶液 ,  *廃水処理 ,  銅ナノ粒子 ,  機能性成分 ,  化学架橋 ,  重金属イオン ,  *銅イオン ,  ニトロフェノール
準シソーラス用語： 天然資源 ,  ニトロフェノール類 ,  高効率 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 触媒の調製  (CB06110P) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 廃水処理 ,  銅イオン ,  大豆蛋白質 ,  高選択性