文献
J-GLOBAL ID:201702264344960986   整理番号:17A0174031

中国のRAFM 鉄鋼における重水素の熱脱着挙動に関する研究【JST・京大機械翻訳】

Thermal Desorption Behavior of Retained Deuterium in Chinese RAFM Steel
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号: 7B  ページ: 10-14  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2126A  ISSN: 1005-023X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文では,中国において開発された2種類の低炭素フェライト/マルテンサイト鋼(CLAM鋼とCLF-1鋼)における重水素の滞留状態を研究し,金属組織を光学顕微鏡によって分析した。結果は,CLAM鋼が等軸焼戻しマルテンサイト相であり,一方,CLF-1相のミクロ組織は,マルテンサイトマルテンサイトの形態を保持する微細な焼戻しマルテンサイトであることを示した。重水素の拡散定数から2種の鋼中Dao濃度分布を計算した結果,CLAM鋼とCLF-1鋼は500°C,500KPAの条件下でDao充飽と場合でそれぞれ7.43ΜG/Gと5.7ΜG/Gであった。室温で0.5H放置すると,CLAM鋼とCLF-1鋼中の重水素はそれぞれ23%と51%損失した。TDS実験の結果,CLAM鋼中の重水素は1つのピークを有し,活性化エネルギーは21KJ/MOLであり,対応する水素トラップは粒界と転位であることがわかった。CLF-1鋼中の重水素には2つのピークがあり、脱着ピークの活性化エネルギーは31KJ/MOLであり、高温での活性化エネルギーは94KJ/MOLである。2種類の鋼の中で,低温での水素結合は,粒界と転位であり,一方,CLF-1鋼の活性化エネルギーは,結晶粒度が小さく,重水素原子の拡散経路が,より大きかった。CLF-1鋼試料の脱着ピークに対応する水素トラップは,粒界と転位などの欠陥とMC炭化物の複合形成による新しい水素トラップである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (3件):
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織 

前のページに戻る