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J-GLOBAL ID:201702267510215731   整理番号:17A0700840

ウイルスマトリョーシカ:未熟ヒト免疫不全ウイルスの単分散モデルへのバクテリオファージ粒子誘導分子集合アプローチ【Powered by NICT】

Virus Matryoshka: A Bacteriophage Particle-Guided Molecular Assembly Approach to a Monodisperse Model of the Immature Human Immunodeficiency Virus
著者 (11件):
資料名:
巻: 12  号: 42  ページ: 5862-5872  発行年: 2016年 
JST資料番号: W2348A  ISSN: 1613-6810  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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未成熟ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV 1)は,ほぼ球状であるが,Gag蛋白質の六方晶格子から構成されている。六方晶格子は必ずしも平坦なとして,局所対称性は構造全体に維持できない。幾何学的フラストレーションは曲げ応力をもたらした。天然粒子では,応力は充填欠陥の導入により軽減されるが,この応力の大きさと粒子に対するその重要性は知られていない。この応力を制御するために,バクテリオファージP22から誘導した準球状テンプレート上にGag蛋白質を集合させた。テンプレートは,サイズと電子透過における単分散であり,構造研究における低温電子顕微鏡の利用を可能にした。これらテンプレート集合体である如何なる以前に記述されたウイルス様粒子(と,天然粒子と同じ格子に従って構築したが,ほとんどない充填欠陥を含む)よりもはるかに小さい多分散性であった。このシステムは充填欠陥,曲率と弾性エネルギー,及び熱力学的安定性の間の関係を研究する能力を与える。Gagは一本鎖DNAによるP22テンプレートに結合しているとして,DNアーゼを持つ粒子の処理はGag格子の曲率,DNAまたはテンプレートに拘束されないの固有半径を決定することを可能にした。はこの固有半径はビリオンまたはP22鋳型粒子のそれよりはるかに大きいことを見出した。Gagは粒子中の弾性歪下にあることを結論したこれはシェル成長の速度論,シェルの安定性,それが成長すると仮定する欠陥の型に重要な意味を持つ。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
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有機化合物の薄膜  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  塩基,金属酸化物 

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