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J-GLOBAL ID:201702272645830636   整理番号:17A0472304

限外ろ過とナノろ過を用いた水からの界面活性剤安定化油分離【Powered by NICT】

Surfactant-stabilized oil separation from water using ultrafiltration and nanofiltration
著者 (4件):
資料名:
巻: 529  ページ: 159-169  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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良く安定化した油乳濁液を含む油性廃水の処理は困難なままである。重力に基づく分離法は10μm以下のサイズで乳化した油液滴を効果的に除去できないので,水研磨段階は処理廃水の有機負荷を軽減するために適用する必要がある。油性廃棄物を処理する場合に膜分離プロセスは高い透過品質を保証するが,ファウリングする傾向がある。界面活性剤は良く安定化した油乳濁液の生成に重要な役割を果たしているが,膜ファウリングに及ぼす界面活性剤の影響に関する研究は限られている。ファウリングに及ぼす界面活性剤影響を理解する基本的にするために,限外ろ過(UF)又はナノフィルトレーション(NF)膜を用いたクロスフローろ過系における陰イオン性,陽イオン性および非イオン性界面活性剤により安定化されたモデル油(ヘキサデカン)乳濁液のファウリングを研究した。この目的のため,実験で観察された異なるファウリング機構に及ぼす膜表面及びエマルション特性の影響を調べた。UFろ過実験は,陽イオン界面活性剤で安定化した乳濁液は急速に静電引力により負に荷電したUF膜をファウリングしたが,アニオン性および非イオン性界面活性剤で安定化したエマルションはファウリングを経験した。NFろ過試験では,すべてのタイプの界面活性剤で安定化したエマルションのろ過時膜は指数関数的ファウリングを示した。透過品質はNFプロセスはUFプロセスよりも界面活性剤のより良い除去を達成することを確認した。しかし,陽イオン界面活性剤は,それらの正電荷のためにNF膜を通過することができた。塩を水に加えたとき,静電力が崩壊し,界面活性剤の違いは,急冷した。著者らの実験結果を理論計算と組み合わせて,乳化油滴による初期の膜ファウリングはケーキ層形成によって支配されることを明らかにした。しかし,一旦ケーキ層を横切る臨界圧力降下が達成され,膜の濡れが発生し,これはUFとNFの両方で不可逆的膜ファウリングをもたらした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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膜分離 

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