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J-GLOBAL ID:201702288149031413   整理番号:17A0049417

4元鉄セレン化物Ba2FePnSe5(Pn=Sb,Bi)の合成,結晶構造,および磁気特性

Synthesis, crystal structure, and magnetic properties of quaternary iron selenides: Ba2FePnSe5 (Pn=Sb, Bi)
著者 (3件):
資料名:
巻: 242  号: P2  ページ: 22-27  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: H0505A  ISSN: 0022-4596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ba2FeSbSe5およびBa2FeBiSe5を,高温固体状態で合成し,その結晶構造を単結晶X線回折を用いて測定した。両方の化合物は,高圧相Ba3FeS5に同形であり,Ba2FeSbSe5およびBa2FeBiSe5に対してそれぞれa=12.603(2)/12.619(2)Å,b=9.106(1)/9.183(1)Å,c=9.145(1)/9.123(1)Å,およびZ=4のセルパラメータを有する斜方晶系空間群Pnma(No.62)を結晶化した。示差走査熱量測定法によれば,Ba2FePnSe5化合物は高い熱安定性を示し,1055(5)K(Pn=Sb)および1105(5)K(Pn=Bi)で共に溶融した。磁気的キャラクタリゼーションは,両方の化合物において強い反強磁性の最近接相互作用を明らかにし,Ba2FeSbSe5では58(1)K,Ba2FeBiSe5では79(2)Kで反強磁性秩序を生じた。相互に少なくとも6A離れているFe3+中心間の磁気相互作用を,超交換相互作用によって媒介した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  磁性材料 
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