文献

J-GLOBAL ID：201702290920510262   整理番号：17A0475862

ナノ結晶CoOOH材料の組成と構造不規則性の変動【Powered by NICT】

Variability of composition and structural disorder of nanocrystalline CoOOH materials

著者 (6件)： Kudielka A. (Department of Chemistry and Center of Material Science, Philipps University, Hans-Meerwein-Strasse 4, 35032 Marburg, Germany. [e-mail]) ,  Bette S. ,  Dinnebier R. E. ,  Abeykoon M. ,  Pietzonka C. ,  Harbrecht B.
資料名： Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices  (Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices)
巻： 5  号： 11  ページ： 2899-2909  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2383A  ISSN： 2050-7526  CODEN： JMCCCX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ナノ結晶(nc)CoOOH組成的及び構造的に指定可能な材料,は全て密接にクリーンCoOOHを生成する三つの異なる合成経路を提示した。酸化剤としてNaOHの水溶液に溶解した大気酸素またはBr_2を用いた簡単な沈殿-酸化と酸化-析出経路は様々な製品をもたらした。精製固体を,粉末X線回折(XRPD),化学的,熱的及び熱重量分析,磁気測定により,シンクロトロンデータに基づいて,対分布関数(PDF)解析を用いて特性化した。選択された経路は,コヒーレント散乱領域(7nmと24nm)の平均サイズの異なるナノ結晶材料をもたらし,格子定数c,コバルト酸化物スピネルへの変換の過程と非酸化Co(ii)の残留相対量で排出される量の相対量。Co(ii)の不完全な酸化は,材料中の積層欠陥障害の成因であることをモル比n_H/n_O>0.5と関連している。障害の可能性があるモデルを構造的考察から導かれ,DIFFaXシミュレーションにより試験した。測定した粉末パターンの全体的及び局所的最適化によるミクロ組織の微細化のための再帰的ルーティングは,各試料に適用した。清浄CoOOHの(AcB)(BaC)(CbA)積層パターンと(AcB)(AcB)ブルーサイト型Co(OH)2の結晶連晶は三の多様なCoOOH型試料の微細構造の主要な特徴として同定された。PDFは誘導した微細構造モデルを確認し解析した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 精密化 ,  酸化コバルト ,  熱重量分析 ,  連晶 ,  スピネル ,  磁気測定 ,  酸化 ,  ブルーサイト ,  積層欠陥 ,  格子定数 ,  *ナノ結晶 ,  キャラクタリゼーション ,  粉末X線回折 ,  格子欠陥
準シソーラス用語： 対分布関数 ,  *不規則性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナノ結晶 ,  組成 ,  不規則性