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J-GLOBAL ID:201002215564608105   整理番号:10A0030492

泥炭林土壌の温室効果ガスの生成と消失

Production and consumption of greenhouse gases in a peatland forest soil
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著者 (4件):
資料名:
号: 113  ページ: 3-12  発行年: 2009年11月20日 
JST資料番号: F0616A  ISSN: 0387-6012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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泥炭地は潜在的に温室効果ガスの放出源となり得るため,その土壌中の挙動を明らかにすることは重要である。本研究では,これまであまり報告例のない泥炭林土壌中における温室効果ガス(CO2,CH4,N2O)の挙動を,クローズドチャンバー法と土壌ガス拡散係数と濃度勾配に基づく拡散法を用いて約1年間調査した。その結果,次の点が明らかになった。CO2の地表面からの年間放出量は725gCm-2であり,その90%が0から約10cmまでに生成されていた。CH4の年間吸収量は0.47gCm-2であり,地表面から約10cmまでに大気から移動してきた全てが酸化され消失していた。10cm以下でのCH4の移動はほとんどなかったが,地下水面近傍で何度か大きな上向きフラックスを生じていたことから,地下水面下で発生していることが示唆された。N2Oの地表面からの年間放出量は0.249gNm-2であり,土壌のどの深さでも生成,消失が起こっていた。生成,消失が活発なのは地表面から約22cmであった。CO2,CH4と異なりN2Oは積雪期に生成,消失が活発であった。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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土壌物理  ,  環境問題 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (29件):
  • Alm, J., Saarnio, S., Nykänen, H., Silvola, J., and Martikainen, P. J.(1999): Winter CO2, CH4 and N2O fluxes on some natural and drained boreal peatlands. Biogeochemistry, 44: 163-186.
  • 土壌環境分析法編集委員会編 (1997): 土壌環境分析法, pp. 129-138, 博友社, 東京.
  • 藤川智紀, 宮崎毅, 井本博美 (2003): 耕盤層を有する土壌中のCO2, O2ガス挙動に関する研究. 農業土木学会論文集, 225: 111-118.
  • 冨士田裕子 (2007): 北海道の湿原生態系とその保全・再生. 地球環境, 12(1): 7-20.
  • Gorham, E.(1991): Northern peatlands: Role in the carbon cycle and probable responses to climatic. Warming Ecological Applications, 1(2): 182-195.
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タイトルに関連する用語 (3件):
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