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J-GLOBAL ID:201202221204184465   整理番号:12A0859743

低周波音による健康影響 III.低周波音に対する知覚心理特性

著者 (1件):
資料名:
号: 137  ページ: 10-12  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: L3436A  ISSN: 0918-5615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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低周波音に起因する心理的影響の評価方法を概説した。騒音の聞こえ方を判定する指標の一つとして「特定の条件下で繰返し聞いたときに人が50%の確率で正しく検出できる音のレベル」と定義される聴覚閾値を挙げた。聴覚閾値は周波数低下に伴い急激に上昇(感度低下)する傾向があり音圧レベル上昇に伴い低周波音が聞き取れる可能性がある。低周波音の聞こえの感覚について,多様な周波数と音圧レベルの音に対する感覚の測定データ,圧迫感・振動感を含めた総合的評価量である不快度を表す等不快度曲線と等ラウドネス曲線による図を示した。それにより,周波数低下に伴いあまり大きく感じない音でも不快度が強くなることを指摘した。さらに静かさに対する要求レベル別の許容限度音圧レベルを示し,心理的影響を判断する目安とした。
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分類 (2件):
分類
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建築環境一般  ,  騒音・振動一般 
引用文献 (6件):
  • 1) ISO 226: "Acoustics-Normal equal-loudness-level contours" 2003年 International Organization for Standardization
  • 2) T. Watanabe and H. Moller: "Low frequency hearing thresholds in pressure field and in free field," Journal of Low Frequency, Noise, Vibration and Active Control, vol.9, no.3, P.106-P.115 1990
  • 3) ISO 28961: "Acoustics -Statistical distribution of hearing thresholds of otologically normal persons in the agerange from 18 years to 25 years under free-field listening conditions" 2012年 International Organization for Standardization
  • 4) K. Kurakata, T. Mizunami, H. Sato and Y. Inukai: "Effect of ageing on hearing thresholds in the low frequency region," Journal of Low Frequency, Noise, Vibration and Active Control, vol. 27, no.3, P.175-P.184 2008年
  • 5)中村俊一,時田保夫,織田厚:低周波音に対する感覚と評価に関する基礎研究,昭和55年度文部省科学研究費「環境科学」特別研究,1979年
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