抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ソフトウェア設計プロセスを対象とする質的研究の技法Problem-Product-Knowledge(PPK)法を提案する。PPK法は,記録法と分析法からなる。記録法は,実設計プロセスを問題解決作業の連鎖ととらえ,問題,成果物,および知識の3つの情報を抽出し記録としてまとめる手順を提供する。分析法は,実設計プロセスの記述の枠組みを用いて,記録に基づき実設計プロセスを記述・分析することを支援する。分析の支援として,概念の類型化,作業の構造化,ならびに,問題解決,時間順序,作業-知識,および作業-成果物の4つのビューを提供する。適用実験を実施し,PPK法が,設定した研究課題に対して質的研究のデータ収集から理論構築までを効果的に支援していることを示した。(著者抄録)