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J-GLOBAL ID：201302292006733315   整理番号：13A0557554

粘着・剥離の理論と実際~後編~剥離の時空間パターン

著者 (1件)： 山崎義弘 (早稲田大 理工学術院 先進理工)
資料名： コンバーテック  (Convertech)
巻： 41  号： 3  ページ： 116-119  発行年： 2013年03月15日 
JST資料番号： Y0873A  ISSN： 0911-2316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前編では,粘着テープ剥離の非単調性に着目して,動力学的挙動および時空間パターンについて,剥離速度・装置剛性を考慮した理論的枠組みの基礎を概説した。また,テープが振動剥離する原因は一般に,トンネル構造の有無,剥離様式の違い(界面剥離と凝集破壊)などの理由で剥離状態が複数存在し,かつ,剛性が低い場合に起ることを示した。後編では,より詳細な具体的事例を紹介し,理論的枠組みに基づくモデルからの計算結果と比較した。そして,変形した粘着剤によって形成されるトンネル構造の安定性を表す状態変数を導入し,剥離先端に並んだ状態変数の集団運動として剥離挙動が理解できる,ことを示した。5)実験事実,6)モデリング,7)計算結果,8)最後に。

シソーラス用語： *粘着テープ ,  *剥離 ,  *非単調推論 ,  動特性 ,  変動 ,  振動モード ,  ポテンシャル障壁 ,  安定性 ,  状態変数 ,  集団模型 ,  破壊
準シソーラス用語： トンネルバリア ,  界面破壊 ,  時空間変動 ,  集団運動模型 ,  *剥離現象

分類 (3件)： ゴム・プラスチック材料  (HC04030W) ,  接着剤の性質・試験  (YK02000Q) ,  固-液界面  (CB12050B)

引用文献 (1件)：

• 1)Y.Yamazaki and A.Toda:Physica D, vo1.214, p.120 (2006)

タイトルに関連する用語 (3件)： 粘着 ,  理論 ,  空間パターン