特許
J-GLOBAL ID:201403067069762711

濃度定量装置、濃度定量方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  大浪 一徳
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-087454
公開番号(公開出願番号):特開2010-237139
特許番号:特許第5463545号
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年10月21日
請求項(抜粋):
【請求項1】 複数の光散乱媒質の層から形成される皮膚のうち、真皮層における目的成分の濃度を定量する濃度定量装置であって、 前記皮膚に対して照射する短時間パルス光の、前記複数の光散乱媒質の層の各々の層における伝搬光路長分布のモデルを記憶する光路長分布記憶手段と、 前記皮膚に対して照射する短時間パルス光の時間分解波形のモデルを記憶する時間分解波形記憶手段と、 前記皮膚に短時間パルス光を照射する照射手段と、 前記短時間パルス光が前記皮膚によって後方散乱した光を受光する受光手段と、 前記照射手段が短時間パルス光を照射した時刻以降の所定の時刻において前記受光手段が受光した光の強度を取得する光強度取得手段と、 前記光路長分布記憶手段から、前記伝搬光路長分布のモデルの前記所定の時刻における、前記複数の光散乱媒質の層の各々の層の光路長を取得する光路長取得手段と、 前記時間分解波形記憶手段から、前記短時間パルス光の時間分解波形のモデルの前記所定の時刻における光の強度を取得する光強度モデル取得手段と、 前記光強度取得手段が取得した光強度と前記光路長取得手段が取得した前記複数の光散乱媒質の層の各々の層の光路長と前記光強度モデル取得手段が取得した光強度モデルとに基づいて、前記真皮層の光吸収係数を算出する光吸収係数算出手段と、 前記光吸収係数算出手段が算出した光吸収係数に基づいて、前記真皮層における前記目的成分の濃度を算出する濃度算出手段と、 を備え、 前記光強度取得手段は、前記皮膚の層の数n以上となる複数の時刻t1〜tmにおける光強度を取得し、 前記光吸収係数算出手段は、 自然対数を示すln(・)、前記受光手段が時刻tにおいて受光した光強度を示すI(t)、前記短時間パルス光の時間分解波形のモデルの時刻tにおける光強度を示すN(t)、前記伝搬光路長分布のモデルの時刻tにおける第i層の光路長を示すLi(t)、第i層の光吸収係数を示すμiを用いて、 から真皮層の光吸収係数を算出することを特徴とする濃度定量装置。
IPC (3件):
G01N 21/17 ( 200 6.01) ,  G01N 21/359 ( 201 4.01) ,  A61B 5/1455 ( 200 6.01)
FI (3件):
G01N 21/17 610 ,  G01N 21/35 107 ,  A61B 5/14 322
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
前のページに戻る