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J-GLOBAL ID：201502217281157930   整理番号：15A1258732

中山間地域における酪農業の保全に向けた猟区制度活用の今日的課題-西興部村における猟区制度の下での秩序ある狩猟と鳥獣害対策の両立-

Today’s Issue on Hunting Area System Toward Preservation of Dairy Industry in Mountainous Region-Symbiosis of Hunting and Measure against Wild Animals based on Hunting Area System in Nishiokoppe Village, Hokkaido-

著者 (4件)： 小林大祐 (早稲田大 大学院創造理工学研究科) ,  後藤春彦 (早稲田大 理工学術院) ,  山崎義人 (兵庫県大 大学院地域資源マネジメント研究科) ,  野田満 (早稲田大 大学院創造理工学研究科)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 50  号： 2-3  ページ： ROMBUNNO.VOL.50NO.3,150  発行年： 2015年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 野生鳥獣による農作物被害を日本全国で比較すると,北海道での被害が著しく多く,獣害の殆どはエゾシカによる被害である。本報告では具体的事例として,近年の獣害問題に対応し,村内全域を猟区としている北海道紋別郡西興部村を対象とした。地元産業である酪農業に着目し,酪農家の視点から猟区制度活用の今日的課題を明らかにすることを目的とした。具体的には以下の三点を明らかにした。1)酪農活動と狩猟活動,2)酪農家による獣害対策と狩猟活動との空間的差異,3)猟区制度に対する酪農家の評価。今日的な課題を踏まえ,産業保護のための猟区制度活用に向けて,課題解決に関する要点2点,1)適切な猟区範域と猟区制度の設定,2)酪農家による獣害対策の手段を整備,をまとめた。

シソーラス用語： *鳥獣害 ,  対策 ,  区域 ,  シカ ,  中山間地域 ,  *酪農 ,  北海道 ,  制度 ,  牧草地 ,  狩猟 ,  *獣害 ,  Cervus nippon yesoensis
準シソーラス用語： エゾシカ ,  *獣害対策 ,  猟区

分類 (3件)： 家畜の飼養一般  (FD02010N) ,  狩猟  (FG02000L) ,  自然保護  (SB06000L)

タイトルに関連する用語 (9件)： 中山間地域 ,  酪農 ,  保全 ,  猟 ,  制度 ,  活用 ,  狩猟 ,  鳥獣害 ,  対策