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J-GLOBAL ID:201502257122005895   整理番号:15A0421615

人工気象室・圃場における有用微生物の接種試験及び資材化のための応用的研究 第1章 人工気象室内及び圃場における有用微生物の接種試験

著者 (7件):
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号: 539  ページ: 42-56  発行年: 2015年02月27日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(ア)プランター栽培によるジャガイモの減肥栽培試験:ジャガイモ栽培における窒素減肥率については最大で20%程度と考えられた。N80%においてT168の接種により,無接種区と比較して収量の増加は認められたものの,N100%の無接種区対比で90%未満であったことから,窒素の減肥は難しいと考えられた。(イ)ジャガイモ圃場栽培試験(十勝管内)2か年の圃場試験で,菌株R170を接種した区の収量は無接種区よりも上回り,接種効果が確認された。(ウ)ジャガイモ圃場栽培試験(山形県)収量に処理間の統計的有意差は見られなかったものの,接種区で対照区より収量が高い傾向が観察された。(エ)ジャガイモ圃場栽培試験(広島県)圃場試験において,北農研で分離されたバレイショの生育促進候補菌株を接種したところ,欠株数の減少や出芽の早期化など,生育を促進したと考えられる特徴を示した。しかし,2か年,通算3回の試験において,効果が不安定な場合もあった。その原因として,分離した北海道と大きく異なる気象条件や,異なる品質による特性などが考えられたが,効果の安定化にむけて条件検討が必要であると考えられた。(オ)ジャガイモ圃場栽培試験(長崎県)ジャガイモ共生菌で,人工気象室(栽培室)内で生育促進効果が確認された4菌株を種イモに接種し,暖地二期作栽培(春作・秋作)で栽培すると,出芽の前進化,増収傾向などが見られた年,菌株もあったが,結果には年次間差があり,有用菌株の暖地二期作栽培における安定的な生育効果を確認できなかった。(カ)ポット栽培によるテンサイの減肥栽培試験 テンサイ栽培における現実納な窒素減肥率は最大で20%程度と考えられた。多くの菌株で生育促進効果が確認された。特に,HSB5,HSB9,SB13,HSB16やHSB19など数菌株は,N80%での根部乾物重がN100%の無接種区と同等以上であったことから,接種による窒素減肥の可能性が示唆された。(キ)テンサイ圃場栽培試験(十勝管内)2か年の圃場試験で,菌株HSB16を接種した区の糖量は無接種区よりも上回り,接種効果が確認された。...(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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いも類  ,  野菜  ,  土壌生物 

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