抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,オープンソースソフトウェア(OSS)開発において重要な役割を担うコミッターに関する研究が盛んに行われている。従来研究は,OSSプロジェクトに参加する開発者個人の活動量を重視した分析を行っているのに対し,本研究では,OSSプロジェクトを取り巻く状況に着目して,コミッターへの昇格のしやすさを分析する。本論文では,OSSプロジェクトを取り巻く状況を「プロジェクトメトリクス」と呼び,その状況を数値化するための具体的な尺度を提案する。また,コミッター昇格のしやすさを「コミッター昇格率」として定義し,プロジェクトメトリクスとの関係を明らかにする。特に本論文では,長期間にわたって運営され,多数のコミッターが在籍している3つの大規模OSSプロジェクト(Eclipse Platform,Mozilla Firefox,GCC)を対象に相関分析を行った結果について報告する。(著者抄録)