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J-GLOBAL ID：201602216897336007   整理番号：16A1229173

情報フローティングの基本性質に関する一考察

A consideration on basic properties of information floating

著者 (2件)： 宮北和之 (新潟大 情報基盤セ) ,  中野敬介 (新潟大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 250(ICTSSL2016 20-30)  ページ： 13-18  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エピデミック無線通信とは,移動端末間の直接無線通信と情報をもつ端末の移動により情報を拡散して宛先に情報を伝えるという手法である。エピデミック無線通信において,無秩序な情報拡散による問題を防ぐため,ある地域に向けた情報の送信を送信可能エリアだけに制限するという情報フローティング(IF)が考えられている。本報告では,固定情報源(事故現場)から事故情報を道路上に配信するIFを考え,配信された情報を受け取った端末が進路変更して事故現場を避けるような状況を仮定する。このような状況において,情報を受け取った端末が進路変更する確率の違いによるIFの振る舞いの違いを詳細に解析する。特に,情報を受け取った端末が必ず進路変更するような極端な場合において,一旦止まったIFが再開されるまでに長い時間を要する場合があることを示す。ここでは,IFが止まるまでにかかる平均時間や再開されるまでに要する平均時間の解析を行い,上記の問題を解決するための手段の検討を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： 変化 ,  情報源 ,  *無線伝送 ,  *移動体 ,  *携帯端末 ,  伝搬 ,  *情報流通 ,  道路網 ,  通信網 ,  事故
準シソーラス用語： *エピデミック伝送 ,  行動変化 ,  情報伝達 ,  *理論解析 ,  事故情報

分類 (3件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  通信網  (ND07030A) ,  交通調査  (TB01031B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 情報フローティング ,  性質