文献
J-GLOBAL ID:201602236470496479   整理番号:16A1200753

ポリアミド(PA)ナノ濾過膜の性能に及ぼすアルカリ洗浄化学品への曝露延長の影響

Effect of extended exposure to alkaline cleaning chemicals on performance of polyamide (PA) nanofiltration membranes
著者 (7件):
資料名:
巻: 158  ページ: 115-123  発行年: 2016年01月28日 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,ポリアミドベースナノ濾過膜の性能に及ぼすアルカリ洗浄の影響について,知識を増やすことにある。実験では,そのDesal-5DL,XN45およびNF270膜を,温度40,50,60および70°Cにてアルカリ条件に曝した,そしてその膜透過性,グルコースおよびMgSO4保持に対し,そのアルカリ曝露延長の影響を測定した。浸透率に対しその実験動力学データの特性特徴は,短時間曝露後に透過率の急激な増大である,その曝露時間が継続される時,それは着実に増大した。一方,その保持データに対する特性特徴は,短時間曝露後にグルコースおよびMgSO4保持の急激な低下であった,そしてその曝露時間が継続される時,着実に減少した。本研究にて開発したモデルは,その高速および緩慢な変化,両方を良好に記述した,そしてそれは,温度範囲40~60°C間にて,試験膜の性能予測に使用できる。曝露温度の上昇は,膜性能の変化を加速させた。70°C曝露にて引き起されるそのアルカリ誘引変化は,シンプルな速度則により記述できなかった。しかしながら,その膜の化学構造における僅かなマイナー変化は,70°Cでのアルカリ条件への曝露後に,IRスペクトルに認められた。このことは,透過率および保持に観察される変化が,その膜スキン層のポリママトリックスに生ずる配座変化に主に関係する,ことを示している。また,比較的長い回収時間(144.5時間)後,膜性能におけるそのアルカリ誘引変化は,少なくとも部分的に回復される,ことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
膜分離  ,  高分子固体のその他の性質 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る