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J-GLOBAL ID:201602236695263269   整理番号:16A1004836

チャネル型ゼオライトへの3-ヒドロキシフラボンの吸着 銅(II)錯体生成への閉じ込めの効果

Sorption of 3-hydroxyflavone within channel type zeolites: the effect of confinement on copper(ii) complexation
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号: 37  ページ: 26107-26116  発行年: 2016年10月07日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Cu(II)の3-ヒドロキシフラボン(3HF)による錯体生成への閉じ込め効果を異なる細孔径を特徴とするチャネル型の銅含有ZSM-5とモルデナイト(MOR)ゼオライトへの3HF導入によって調べた。電子と振動の相補う分光法により3HF収着とその後の錯体生成にはCuZSM-5とCuMORの細孔径に依って2種類に区別できる挙動が明らかになった。銅カチオンとゲスト分子との相互作用への内部環境の違いの影響を決定し,狭い細孔のZSM-5内と比較的広いモルデナイト内とでできる錯体の構造を予測するためにDFTレベルで量子化学計算をした。この計算でCuMOR内にはCu(3HF)+キレートが生成し,細孔壁と弱く相互作用をしていることが分った。対照的にCuZSM-5の強い閉じ込めで,銅カチオンと狭い細孔壁との相互作用が3HFと金属の錯体生成に加わることが想定される。ゼオライトが壁溶媒として作用する事実を強調するためメタノール中でも3HF錯体生成を調べた。このような液体媒質中では金属カチオンとの二重キレート化によるCu(3HF)2の量論比1:2の安定な錯体が,より少ない量論比1:1の[Cu(3HF)(MeOH)2]+と共存していることが分った。これら2種の錯体はCuZSM5とCuMORの中で見られたものと驚くほど見事な類縁にある。このように遊離状態のゲストの反応性の制御と配向に対し,ゼオライトは理想的手段になることが明らかになった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  合成鉱物 

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