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J-GLOBAL ID:201602240296796443   整理番号:16A0933737

紫外線,ベータ線,ガンマ線を照射したEu3+活性化SrY2O4およびY4Al2O9蛍光体による深いトラッピング機構の形成に関する研究

Study of formation of deep trapping mechanism by UV, beta and gamma irradiated Eu3+ activated SrY2O4 and Y4Al2O9 phosphors
著者 (5件):
資料名:
巻: 110  ページ: 16-27  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: C0201A  ISSN: 0969-8043  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,Eu3+ドーピングされた種々のホストマトリクス燐光体(SrY2O4およびY4Al2O9の熱ルミネセンス特性を報告した。蛍光体は,高温固相反応法により製造した。この方法は,大量生産およびフラックスとしてのホウ酸の固定濃度に適する。製造した試料をX線回折法によりキャラクタリゼーションし,結晶子サイズをSchererの式により計算した。製造した蛍光体を,走査型電子顕微鏡(SEM),フーリエ変換赤外(FTIR),エネルギー分散型X線分析(EDX),熱ルミネセンス(TL)および透過型電子顕微鏡(TEM)を用いてキャラクタリゼーションした。種々の濃度のEu3+イオンに対する製造した蛍光体を,UV,β,γ線照射のTLグロー曲線により調査した。UV照射にはUV254nm光源を用い,β照射にはSr90源を用い,γ照射にはCo60源を用いた。SrY2O4:Eu3+およびY4Al2O9:Eu3+蛍光体は,UV,β,γ照射に対して高温ピークと低温ピークの両方を示した。ここで,UV照射した試料は,浅いトラップ(表面トラッピング)の形成を示し,γ線照射した試料は,深いトラップの形成を示した。トラップの形成を,トラッピングパラメータの知識により評価した。活性化エネルギー,動力学の次数,および周波数係数などのトラッピングパラメータを,ピーク形状法により計算した。ここでは,ピークの大部分が二次の速度論を示した。TL研究に及ぼすγ,β,UV曝露の影響も調査した。線量による線形応答を示し,試料がTL線量測定に有用であることを示した。本報では,UV,β,γ線を照射したEu3+活性化SrY2O4およびY4Al2O9蛍光体による深いトラップ機構の形成について議論した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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一般及び無機化合物の蛍光・りん光(分子)  ,  塩基,金属酸化物 

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