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J-GLOBAL ID:201602262293587257   整理番号:16A0456188

High Impact Bugが不具合修正時間予測に与える影響の評価:OSSプロジェクトを対象としたケーススタディ

著者 (2件):
資料名:
巻: 2016  号: SE-191  ページ: VOL.2016-SE-191,NO.4 (WEB ONLY)  発行年: 2016年03月07日 
JST資料番号: U0451A  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,不具合修正時間予測手法の予測精度向上を目的として,High Impact Bugを考慮した不具合修正時間予測手法を提案する。近年,大規模なOSSプロジェクトでは,日々多くの不具合が報告されている。このような現状では,報告された全ての不具合を次のバージョンリリースまでに修正することは困難であるため,プロジェクトの管理者は,次のバージョンリリースまでにどの不具合を優先的に修正すべきか,という意思決定を行う必要がある。その意思決定の指標として,個々の不具合の修正にかかる時間がどのくらいかを見積もることが求められており,OSS開発における不具合修正時間を予測する研究が盛んに行われている。しかし,先行研究の予測モデルは,全ての不具合がユーザや開発者に与える影響や修正難易度は同一であると仮定して構築されている。実際には,不具合の種類によって影響範囲や修正難易度は異なり,不具合修正時間にも違いが生じる可能性がある。そこで,本研究では不具合の分類方法のひとつとして注目されているHigh Impact Bugに着目し,個々の不具合がHigh Impact Bugであるかどうかを考慮した不具合修正時間予測手法を構築した。4件のOSSプロジェクトを対象とした実験を行った結果,High Impact Bugが不具合修正時間予測モデルの予測精度向上に寄与することが確かめられた。(著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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計算機システム開発 
引用文献 (19件):
  • Anbalagan, P. and Vouk, M.: ”Days of the Week” Effect in Predicting the Time Taken to Fix Defects, Proceedings of the 2nd International Workshop on Defects in Large Software Systems (DEFECTS’09), pp. 29-30 (2009).
  • Anh, N. D., Cruzes, D., Conradi, R. and Ayala, C. P.: Empirical validation of human factors in predicting issue lead time in open source projects, Proceedings of the 7th International Conference on Predictive Models in Software Engineering (PROMISE’11), pp. 13:1-13:10 (2011).
  • Anvik, J., Hiew, L. and Murphy, G. C.: Who should fix this bug?, Proceedings of the 28th international conference on Software engineering (ICSE ’06), pp. 361-370 (2006).
  • Bhattacharya, P. and Neamtiu, I.: Bug-fix Time Prediction Models: Can We Do Better?, Proceedings of the 8th Working Conference on Mining Software Repositories (MSR ’11), pp. 207-210 (2011).
  • Chen, T.-H., Nagappan, M., Shihab, E. and Hassan, A. E.: An Empirical Study of Dormant Bugs, Proceedings of the 11th Working Conference on Mining Software Repositories (MSR ’14), pp. 82-91 (2014).
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