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J-GLOBAL ID:201602262996953460   整理番号:16A0579452

ジアリールアミノ-π-カルボラントリアドの凝集体誘起発光: 電荷移動とπ-共役の影響

Aggregation-induced emission of diarylamino-π-carborane triads: effects of charge transfer and π-conjugation
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号: 14  ページ: 9702-9708  発行年: 2016年04月14日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トリアリールアミン部を有するカルボランベースドナー-π-アクセプタトリアド(D-π-A-π-D)を合成した。全単量体トリアドは希薄溶液中で青緑発光を示したが,これは分子内電荷移動(CT)に帰属された。分子内CT発光は,より高い溶媒極性ではより大きなStokesシフトを示した。分子内CT発光はさらに,π接合が増大するのにともない,より長波長側にシフトした。興味深いことには,高濃度溶液中あるいは固相中で強い赤色発光がみられたが,これは凝集体誘起発光(AIE)に帰属された。さらに,AIEは溶媒極性に強く依存した。AIE中での大きなStokerシフトは,強いCT特性に起因した。AIE状態や単量体発光についての双極子モーメントの変化を,Lippert-Matag関係を用いて計算した。密度関数理論計算から,アリールアミノ基(最高占有分子軌道,HOMO)とカルボラン部(最低非占有分子軌道,LUMO)間の電子分布変化は,分子内CT特性であることを示しており,発光色変化は,フェニレンリンカのπ-伸長により制御されたHOMO-LUMOエネルギーギャップに起因することが分った。酸化や還元ポテンシャルのような電気化学特性は,理論的計算結果と一致した。発光特性は,2つの主たる因子,溶媒極性と溶解性により影響を受けた。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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有機化合物のルミネセンス  ,  有機ほう素化合物 
タイトルに関連する用語 (4件):
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