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J-GLOBAL ID:201602271889873463   整理番号:16A0966891

建築物統合のための内部押出しピンフィン流路を持つ新規小型太陽熱ファサード(STF)の特性研究

Characteristic study of a novel compact Solar Thermal Facade (STF) with internally extruded pin-fin flow channel for building integration
著者 (10件):
資料名:
巻: 168  ページ: 48-64  発行年: 2016年04月15日 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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完全な建築物統合太陽熱ファサード(STF)システムは,現代の建築環境におけるエネルギー効率の向上と運用費の削減のためだけでなく,美学建築設計の潜在的解決策になることができる。結果として,本稿では,特に建築物統合に適した内部押出しピンフィン流路を備えた新規の小型STFを紹介した。専用のシミュレーションモデルを熱伝達と流体力学に基づいて開発した。このSTFのプロトタイプを製作し,一連の制御された環境条件の下で試験した。実験検証はシミュレーション結果と良い一致を例示し,確立したモデルが,妥当な精度(すなわち平均偏差5.46%未満)でSTFの熱性能を予測できることを示した。STF熱性能に及ぼすいくつかの動作パラメータ(すなわち等価太陽放射,気温,気流速度,水の質量流量,および入口水温)の影響をそれぞれそ議論した。ベースライン試験条件を与えれば,集熱器効率因子F′は約0.9930であり,約63.21%で比較的高い公称熱効率をもたらす。これは,建築設計におけるより単純な構造,低いコスト,より高い実現可能性にて,そのようなSTFが,最近の生体工学STFまたは従来のものと同等かより良い熱性能を達成できることを実証する。また,熱効率は太陽放射,気温,水の質量流量によって比例して変わるが,気流速度と入口水温には反比例して変わると結論づけた。(Tin-Ta)/Iに対するこのSTFの熱効率の鋭い減少傾向を既定の動作条件で観察し,現在のSTF設計が,暖かな周囲気温と十分な太陽放射を持つ地域/気候におけるプール加熱,家庭用温水,放射空間暖房にのみ適することを示した。全体の研究結果は,温水の供給,空間暖房/冷房,換気増加,または建築物中の電力さえ含めて,様々な太陽駆動システムにおいて,そのようなSTFのさらなる設計,最適化,および応用に有益である。そのようなSTF技術は,建築物エネルギー効率を高め,文字どおり外筒を独立なエネルギープラントに変え,高層ビルでの太陽熱技術展開の可能性を生み出す可能性を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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壁  ,  太陽エネルギー利用機器 

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