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J-GLOBAL ID:201602272385852803   整理番号:16A0565317

Smilax china L.の葉のフェノール酸とフラボノイド類およびラジカル消去活性を促進する微生物変換反応および加工法

Microbial bioconversion and processing methods enhance the phenolic acid and flavonoids and the radical scavenging capacity of Smilax china L. leaf
著者 (6件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 878-885  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:Smilax china L.(サルトリイバラ)の葉(SCL)は,ポリフェノール類による多様な生物的機能がもたらされることが報告されている。本研究の目的は,多様な食品製品の潜在的な適用性に関して,フェノール酸とフラボノイド類含量およびラジカル消去活性へのSCLの加工法と微生物変換反応の増強効果を評価することである。結果:生鮮SCL中の標的フェノール酸(クロロゲン酸)とフラボノイド類(ピセイドとケルセチン)を,液体クロマトグラフィー-質量分析を用いて同定した。同定したフェノール酸とフラボノイド類の総量は蒸煮SCLが最高だった(12.70±0.12mgg<sup>-1</sup>乾物ベース,dmb)。SCLのBacillus種による発酵と焙煎および蒸煮では,それぞれ,相当量のクロロゲン酸(5.81±0.16mgg<sup>-1</sup>dmb)とピセイド(3.96±0.04mgg<sup>-1</sup>dmb)およびケルセチン(6.06±0.12mgg<sup>-1</sup>dmb)が定量された(P<0.05)。Saccharomyces cerevisiaeとAspergillus oryzaeを除いて,微生物発酵のSCLの活性酸素吸収能力(ORAC)値は他のものよりも大きかった。しかしながら,ビタミンC当量抗酸化力(VCEAC)はAspergillus oryzae発酵のSCLが最高だった。結論:本研究の結果から,フェノール酸類とフラボノイド類含量およびラジカル消去活性への微生物発酵加工法による接近性(アクセシビリティ)の改善が示唆された。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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質量分析  ,  植物の生化学  ,  食品製造・加工・保蔵法一般  ,  園芸食品一般  ,  発酵生産一般 
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