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J-GLOBAL ID:201602275596753296   整理番号:16A1363916

1,2-プロパンジアミンおよびNaClO4の二成分混合物の脆弱性およびガラス転移

Fragility and glass transition for binary mixtures of 1,2-propanediamine and NaClO4
著者 (3件):
資料名:
巻: 123  号:ページ: 1777-1785  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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今回,示差走査熱量測定(DSC)を用いることにより,1,2-プロパンジアミンおよびNaClO4の二成分混合物に関するガラス転移の脆弱性および熱力学的特性を検討した。1,2-プロパンジアミンは大きな動力学的脆弱性(m=123)を有し,多くの非ポリマ性ガラスを形成する液体に関し確立済みの動力学的および熱力学的脆弱性間の実験的相関関係から逸脱していた。濃度の関数として,mはNaClO4モル分率xが0.20の時ピークに達した。更に,xが0.20近辺の時,熱容量はガラス転移が低下するとき段階的に大きく増大した。今回,水素結合構造上のイオンの破壊効果がイオン濃度に伴い不連続に変化すること,今回の混合物が水素結合が支配するシステムから溶媒和イオンが支配するシステム,および最終的に,添加した塩が有するイオン対が支配するシステムに転換することが分かった。この構造変化により,異常な動力学的脆弱性および熱力学的特性をもたらすガラス転移が生じた。今回の混合物の-NH2の伸縮バンドに関するRaman測定の結果は,DSC測定の結果と一致した。Copyright 2015 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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多成分系の相平衡・状態図一般  ,  化合物の化学熱力学(混合系) 
物質索引 (1件):
物質索引
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