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J-GLOBAL ID:201602279501130169   整理番号:16A0625836

ナノ構造Mn2Ni1.6Sn0.4溶融紡糸リボンにおけるオーステナイト-マルテンサイト相転移及びスピンガラス挙動の磁気的性質

Magnetic nature of the austenite-martensite phase transition and spin glass behaviour in nanostructured Mn2Ni1.6Sn0.4 melt-spun ribbons
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資料名:
巻: 122  号:ページ: Article:237,1-8  発行年: 2016年03月 
JST資料番号: D0256C  ISSN: 0947-8396  CODEN: APHYCC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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逆Heusler合金Mn<sub>2</sub>Ni<sub>1.6</sub>Sn<sub>0.4</sub>のナノ結晶リボンを,アーク融解バルク前駆体の溶融紡糸により合成した。単一相リボンは,立方晶構造へ結晶化し,2mm以下の非常に微細な結晶体サイズを示した。時間依存磁化(M-T)測定は,M<sub>s</sub>≒249Kで始まり,M<sub>f</sub>≒224Kで終わる強磁性オーステナイト(FM-A)-反強磁性マルテンサイト(AFM-M)相転移を明らかにした。昇温中,逆AFM-M-FM-A転移は,A<sub>s</sub>≒240Kで始まり,A<sub>f</sub>≒261Kで終わった。リエントラントFM転移を,T<sub>CM</sub>≒145KにおいてM相で観測した。これらの転移も,温度依存抵抗率(ρ-T)測定により確認した。A-M転移が起こる温度領域におけるM-T及びρ-Tのヒステリシス挙動は,一次相転移の現れであった。M-T及びρ-Tデータも,T<T<sub>CM</sub>二おけるスピンガラスを支持する明らかな証拠であった。周波数依存AC磁化率測定から導いた,周波数に関するガラス凍結温度(T<sub>f</sub>)のスケーリングは,T<T<sub>CM</sub>~145Kにおけるカノニカルスピンガラスの存在を確認した。カノニカルスピンガラスの出現を,マルテンサイト相における共存FM及びAFM相関間のナノ構造化修正相互作用により説明した。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated into Japanese from English by JST.
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分類 (2件):
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その他の金属組織学  ,  金属のランダム磁性 

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