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J-GLOBAL ID:201602280836808711   整理番号:16A1363193

L-アルギニン由来のトランス-3-ヒドロキシ-L-プロリンの合成のための多酵素カスケード反応の開発

Development of a multi-enzymatic cascade reaction for the synthesis of trans-3-hydroxy-l-proline from l-arginine
著者 (5件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 243-253  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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トランス-3-ヒドロキシ-L-プロリンの合成のための新規な生体触媒非対称法を開発した。アルギナーゼとオルニチンシクロデアミナーゼは,L-オルニチンを介してL-アルギニンのL-プロリンへの分解に関与していた。アルギナーゼとオルニチンシクロデアミナーゼがそれぞれ(2S,3S)-3-ヒドロキシアルギニンと(2S,3S)-3-ヒドロキシオルニチンに作用すると,トランス-3-ヒドロキシ-L-プロリンが合成されるはずであるという仮説を立てた。この仮説を検証するために,L-アルギニン3-ヒドロキシラーゼ,アルギナーゼとオルニチンシクロデアミナーゼの遺伝子をクローニングし,大腸菌で過剰発現させた。各酵素の特徴付けと最適化後に,L-アルギニン3-ヒドロキシラーゼ,アルギナーゼとオルニチンシクロデアミナーゼ(この順序で)を含む3段階手順を,L-アルギニンを出発基質として用いて実施した。この手順の第2段階では,推定ヒドロキシオルチニンがアルギナーゼにより(2S,3S)-3-ヒドロキシアルギニンから定量的に生成した。核磁気共鳴とキラル高速液体クロマトグラフィー分析は,この化合物の絶対配置が(2S,3S)-3-ヒドロキシオルニチンであることを明らかにした。この手順の最後のステップでは,トランス-3-ヒドロキシ-L-プロリンが,オルニチンシクロデアミナーゼにより(2S,3S)-3-ヒドロキシオルニチンから選択的に合成した。以上の結果により,L-アルギニンをトランス-3-ヒドロキシ-L-プロリンに変換するための新規な合成経路を首尾よく開発した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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酵素の応用関連  ,  化学合成  ,  窒素複素環化合物一般 
物質索引 (6件):
物質索引
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