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J-GLOBAL ID:201602281867650135   整理番号:16A0948515

重フェルミオン化合物CeCo1-xNixIn5超伝導との非-Fermi-液体挙動

Superconductivity and Non-Fermi-Liquid Behavior in the Heavy-Fermion Compound CeCo1-xNixIn5
著者 (11件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 094713.1-094713.7  発行年: 2016年09月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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層状重フェルミオン化合物,CeCo1-xNixIn5の超電導と非-Fermi-液体(NFL)挙動に対する平面を離れた不純物の効果を比熱,磁化と電気抵抗測定によって研究した。これらの測定で,xを増やすことで,超伝導(SC)遷移温度Tcが2.3K(x = 0)から0.8K(x = 0.20)に単調に減少し,そして,SC秩序は,x = 0.25以上で消えることが分かつた。同時に,温度で除した比熱Cp/Tと磁気磁化率(M/B)のーln T発散によって特徴づけられる,Ni置換は,x = 0.25で0場でNFL挙動を生じる。x = 0.25の磁場におけるNFL挙動は,純粋なCeCoIn5のSC上部臨界磁界で見られる挙動に良く類似していて,両方の化合物が同じ反強磁性量子臨界によって支配されることを示唆した。Ni-,Sn-とPt置換CeCoIn5の間のSC秩序に対するドーピング効果の類似は,ドープしたキャリヤーを主にSC秩序破壊の原因とする議論を支持する。現在の研究は,Ce(Co,Ni)In5と,他の合金の間の超電導抑制の傾向でTc,dTc/dxの減少速度と,Tcでのd(ΔCp/Tc)/dxの比熱ジャンプのような定量的差をさらに明らかにした。ドープしたイオンの占有した位置がこれらの差の原因で重要な役割を演ずると提案した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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金属系超伝導体の物性 
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