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J-GLOBAL ID：201602283028005516   整理番号：16A1153649

斐伊川中流域における内水面漁業の現状とその展望

Current States and Issues on Inland Fisheries in Middle Reaches of Hii River

著者 (3件)： 吉岡秀和 (島根大) ,  吉井傅 (斐伊川漁業協同組合) ,  八重樫優太 (京大 大学院農学研究科)
資料名： 島根大学生物資源科学部研究報告(Web)  (Bulletin of the Faculty of Life and Environmental Science Shimane University (Web))
巻： 21  ページ： 23-28 (WEB ONLY)  発行年： 2016年09月30日 
JST資料番号： U0391A  ISSN： 2435-0885  CODEN： SDSKF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アユ(Plecoglossus altivelis)やサケ(Oncorhynchus keta)などいくつかの水域を往来する生活史をもつ回遊魚は,古くから貴重な蛋白源を供する内水面水産資源であり,内水面漁業における漁獲量の約半数を占めている。わがの内水面漁業の現状を島根県の斐伊川を例に説明する。斐伊川でも漁獲量の減少により経営に苦しんでいる。原因としては,河川横断型の水利構造物,河床付着藻類の変化,カワウによる食害がある。今後の展望として,水利構造物の魚類遡上・降下を現地観測に基づき改修し,河床付着藻類・カワウ食害の動態に数理モデリングを導入して予測し,防除を含めた観点からの検討が必要である。

シソーラス用語： *河川 ,  *河川流域 ,  *漁業 ,  アユ ,  サケ ,  水産資源 ,  漁獲量 ,  島根県 ,  構造物 ,  河床 ,  水生植物 ,  藻類 ,  ペリカン類 ,  食害 ,  モデリング
準シソーラス用語： *斐伊川 ,  *中流域 ,  *内水面漁業 ,  水利構造物 ,  付着藻類 ,  カワウ ,  数理モデリング

分類 (2件)： 水産経済・経営  (FH01020D) ,  漁労一般  (FH03010G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 斐伊川 ,  中流域 ,  内水面漁業 ,  現状 ,  展望