特許
J-GLOBAL ID:201603014542960665
膵腫瘍の病型診断方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
平木 祐輔
, 藤田 節
, 村林 望
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-523061
特許番号:特許第5866739号
出願日: 2012年06月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】 被験者由来の膵液サンプルにおいて、MUC1遺伝子の配列番号1に示される塩基配列から成る領域におけるCpG部位、MUC2遺伝子の配列番号2に示される塩基配列から成る領域におけるCpG部位、MUC4遺伝子の配列番号3に示される塩基配列から成る領域におけるCpG部位及びMUC5AC遺伝子の配列番号4に示される塩基配列から成る領域におけるCpG部位のメチル化度を検出する第1工程と、
前記メチル化度を指標として、膵腫瘍を膵癌、膵管内乳頭粘液性腫瘍・胃型及び膵管内乳頭粘液性腫瘍・腸型から成る群より選択される膵腫瘍の病型に分類する第2工程であって、前記MUC1遺伝子の領域におけるCpG部位について50%以上、前記MUC2遺伝子の領域におけるCpG部位について70%以上、前記MUC4遺伝子の領域におけるCpG部位について50%以上及び前記MUC5AC遺伝子の領域におけるCpG部位について60%以上の割合でメチル化されている場合に該CpG部位についてメチル化されている状態と判定し、膵腫瘍を、
(a) 前記MUC1遺伝子の領域におけるCpG部位、前記MUC2遺伝子の領域におけるCpG部位、前記MUC4遺伝子の領域におけるCpG部位及び前記MUC5AC遺伝子の領域におけるCpG部位についてメチル化されている状態である場合に、膵管内乳頭粘液性腫瘍・胃型に分類し、
(b) 前記MUC1遺伝子の領域におけるCpG部位、前記MUC2遺伝子の領域におけるCpG部位、前記MUC4遺伝子の領域におけるCpG部位及び前記MUC5AC遺伝子の領域におけるCpG部位について非メチル化されている状態である場合に、膵管内乳頭粘液性腫瘍・腸型に分類し、又は、
(c) 前記MUC1遺伝子の領域におけるCpG部位、前記MUC2遺伝子の領域におけるCpG部位及び前記MUC4遺伝子の領域におけるCpG部位について非メチル化されている状態であり、前記MUC5AC遺伝子の領域におけるCpG部位についてメチル化されている状態である場合に、膵癌に分類する、
前記第2工程と、
を含む、膵腫瘍の病型を判定するための検査方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ( 200 6.01)
, C12Q 1/68 ( 200 6.01)
FI (2件):
C12N 15/00 ZNA A
, C12Q 1/68 A
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