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J-GLOBAL ID:201702210019668911   整理番号:17A0016870

四重極飛行時間型質量分析に連結された液体クロマトグラフィーによる新しい精神賦活性物質ニトラカインのin vitroとin vivoでのヒト代謝産物の同定

Identification of in vitro and in vivo human metabolites of the new psychoactive substance nitracaine by liquid chromatography coupled to quadrupole time-of-flight mass spectrometry
著者 (5件):
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巻: 408  号: 19  ページ: 5221-5229  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,ヒト肝ミクロソーム培養による新しい精神賦活性物質ニトラカインのin vitro代謝の研究,フェーズーI代謝の原因であるチトクロームP450(CYP)酵素アイソフォームの評価,in vitro実験からの情報と正規使用者の尿試料からのデータの比較である。液体クロマトグラフィーー四重極飛行時間型質量分析(LC-QTOF-MS)によって代謝産物の正確なマススペクトルが得られ,これを代謝産物の構造の同定に使用した。in vitro実験から,2種類の主要なフェーズーI代謝産物と3種類の少量のフェーズーI代謝産物が同定された。観察されたフェーズーI代謝産物はN-脱エチル化,N,N-脱エチル化,N-ヒドロキシル化と脱エステル化によって生成し,CYP2B6とCYP2C19がこれらの生成に対して触媒作用を及ぼす主要な酵素であった。フェーズーII代謝実験では,グルクロン酸抱合された生成物が同定された。これらの代謝産物のすべてはN-脱エチル化生成物を除いて本研究で初めて報告された。少量のN,N-脱エチル化生成物を除くin vitroの代謝産物のすべてもヒト尿サンプル中に存在し,従ってニトラカインのin vivo代謝の予測でのin vitro実験の信頼性が実証された。代謝産物の他に,3種類の転換生成物(p-ニトロ安息香酸,p-アミノ安息香酸と3-(ジエチルアミノ)-2,2-ジメチルアミノプロパン-1-オール)とそれらから誘導された数種類のグルクロナイドとグルタミンが同定された。Copyright 2016 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生物薬剤学(基礎)  ,  向精神薬の基礎研究  ,  有機化合物の各種分析 
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