文献
J-GLOBAL ID:201702210528298134   整理番号:17A0245019

和周波発生分光法と表面張力測定による水-1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムメチルスルフェートの2成分系の気-液界面でのカチオンとアニオンの連続的な吸着

Successive Adsorption of Cations and Anions of Water-1-Butyl-3-methylimidazolium Methylsulfate Binary Mixtures at the Air-Liquid Interface Studied by Sum Frequency Generation Vibrational Spectroscopy and Surface Tension Measurements
著者 (8件):
資料名:
巻: 120  号: 22  ページ: 12032-12041  発行年: 2016年06月09日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究で筆者らは,1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムメチルスルフェート([bmim][MS])のイオン液体の水との2成分混合系中の気-液界面での[bmim]カチオンと[MS]アニオンの界面吸着を和周波発生分光(SFG-VS)法と表面張力測定法によって調べた。[bmim][MS]/水の混合系中の[bmim][MS]のモル分率を変化させてsspとpppの偏光の下でのピーク強度の変化から水溶液中の[bmim][MS]のカチオンとアニオンの吸着挙動を確認することができる。例えば,[bmim][MS]が小さなモル分率のとき,[bmim][MS]溶液の表面は,カチオンによって支配され,しかもカチオンの表面密度が,[bmim][MS]のモル分率の増加と共に急激に増す一方で,表面張力が急激に低下する。このことは,両親媒性のイミダゾリウムカチオンが表面活性であり,界面活性剤として振る舞うことを意味する。これらの結果は,IL水溶液の表面挙動に光を当てて,IL水溶液と共に他の有機塩水溶液の表面張力を理解する手掛かりを提供する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理的手法を用いた吸着の研究  ,  融解塩 

前のページに戻る