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J-GLOBAL ID:201702210759505348   整理番号:17A0881309

強極性ニトリル基と機能カチオンとの間の相互作用によるヒドロキシドイオン交換膜用のアルカリ安定性の改善【Powered by NICT】

Improvement of alkaline stability for hydroxide exchange membranes by the interactions between strongly polar nitrile groups and functional cations
著者 (11件):
資料名:
巻: 533  ページ: 121-129  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水酸化物交換膜燃料電池(HEMFCs)は,低コストおよび高電力密度というようなそれらの利点のために注目を集めている。しかし,その応用は膜の不安定性により妨害された。ここでは,強い極性ニトリル基と側鎖機能的カチオン間の相互作用を用いた水酸化物交換膜(HEM)のアルカリ安定性を改善するための新しい戦略を提案した。ポリ(エーテルニトリル)(PEN)をビスフェノールAと2,6 ジフルオロベンゾニトリルの重縮合により合成し,イミダゾリウムおよびモルホリニウム官能基は典型的なクロロメチル官能化法により積分した。イミダゾリウムおよびモルホリニウムニトリル基とカチオン基の間の相互作用の存在を,密度汎関数理論計算によって証明された。相互作用はPENベースの膜のアルカリ安定性の改善に寄与する二つの正の効果を有していた。一方,官能基のLUMOエネルギーを増加させる,他方では水和カチオン基のまわりの自由体積を減少させた。その結果,PENベースの膜は類似の化学構造を持つ市販ポリスルホンに基づく膜と比較してはるかに優れたアルカリ安定性を示した。添加では,同様の膨潤比,PEN系膜を簡単なポリスルホンベースのものよりも高い水酸化物伝導率を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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燃料電池  ,  膜分離 
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