文献
J-GLOBAL ID:201702223045166605   整理番号:17A0015940

2016年熊本(日本)地震系列からの高周波(4~20Hz)エネルギー解放の予備的評価

Preliminary estimation of high-frequency (4-20 Hz) energy released from the 2016 Kumamoto, Japan, earthquake sequence
著者 (3件):
資料名:
巻: 68  号: Nov  ページ: 68:183 (WEB ONLY)  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
包絡インバージョン解析をHi-net連続地震記象に適用し,4月14日から26日の期間における2016年熊本地震による高周波(4~20Hz)エネルギー解放を評価した。4月14日のMJMA6.5および4月16日のMJMA7.3の地震後のエネルギー解放に焦点を当てる。4月14日の地震後の余震による累積エネルギー解放は,経過時間27時間(すなわち4月16日以前)で,4月14日の地震自体の60%に達する。一方,4月16日の地震後の余震からの累積エネルギー解放は,経過時間27時間および10日間(4月16日後)で,それぞれ4月16日の地震自体のわずか11および13%にしか達しない。この正規化累積エネルギー解放(NCER)におけるこの矛盾は,4月14日の地震は4月16日の地震よりも相対的にかなり大きい余震生産力をもたらしたことを示す。したがって,NCERは,大地震後の相対的な余震生産力と進行中の地震活動度パターンを反映する情報を提供する。また,エネルギー解放率の時間的減衰がべき乗則に従うことを見出した。べき乗則減衰の指数pEは1.7~2.1と見積もられる。これは,1を若干上回る大森-宇津則の典型的なp値よりもはるかに大きい。筆者らはpE=βp/bで与えられる単純な関係を提案する。ここで,Gutenberg-Richter則のp値とb値が,マグニチュード-エネルギー解放関係のβ値と組み合わされる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地震活動 
引用文献 (25件):

前のページに戻る